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シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長
37 8月7日木曜日午前7時15分
わたしは愛する男、大原浩一さんに朝食を用意していた。
「おはようございます…」
「……ん、あっ…」
わたしの声掛けに彼は慌てて起きた。
「あ…寝てしまったか…」
彼は時計を確認し、そう呟いたのだ。
「トーストでよろしくて…」
わたしはそんな彼の様子は無視してそう訊いたのである。
「あっ、う、うん」
そのわたしの声掛けに、二人掛けのダイニングテーブル上の朝食を見てそう返事をしてきた。
おそらく彼は昨夜、あの女部長の電話の後にでも帰宅をするつもりでいたはずなのだ。
だが、わたしはそれを察知し、女の意地で帰さなかったのである。
昨夜、深夜2時半過ぎに、佐々木ゆかりという新たに部長となった例の女から彼の携帯電話に着信があった…
「急に、浩一さんの声が聞きたくなって…」
しかもそんな内容の電話であり、深夜のせいもあって、わたしには聞きたくなくてもそんな会話が漏れ聞こえてしまったのである。
そして偶然に漏れ聞こえてきた会話に、彼女の声に、なぜかわたしは急に苛立ちを覚えてしまい、電話中の彼に対して悪戯をしたのであった。
それは会話中の彼のモノをフェラをする、という悪戯であったのだ。
最初は本当に軽い気持ちの悪戯であったのだ、以前にもやはり似たようなシチュエーションで、セックスの後に彼女から電話があり、会話中にフェラをした事があった。
だがその時の彼は驚きと、動揺と、慌てたので殆ど昂ぶりはせずに、止めてくれ、と、必死に目で哀願をしてきたのだ。
だが昨夜の電話は本当に予想外であったらしく、わたしの目を見て許可を得て電話に出たのだが、つい偶然に、わたしの耳に彼女の甘えた声が聞こえてきてしまったのである。
またわたしにとっても本当に軽い悪戯心からのフェラであったのだか、なんと、彼のモノは急激にわたしの舌ワザに反応し、昂ぶってきたのだった。
そしてその昂ぶりを唇で感じた時に、わたしにとってほんの軽い悪戯心の筈だったのが、嫉妬心に変わってしまったのである。
本当に久しぶりに苛立ちを感じてしまったのだ、そしてその変わった嫉妬心からの苛立ちがわたしの彼に対する想いに火を点けてしまったのだ…
わたしは愛する男、大原浩一さんに朝食を用意していた。
「おはようございます…」
「……ん、あっ…」
わたしの声掛けに彼は慌てて起きた。
「あ…寝てしまったか…」
彼は時計を確認し、そう呟いたのだ。
「トーストでよろしくて…」
わたしはそんな彼の様子は無視してそう訊いたのである。
「あっ、う、うん」
そのわたしの声掛けに、二人掛けのダイニングテーブル上の朝食を見てそう返事をしてきた。
おそらく彼は昨夜、あの女部長の電話の後にでも帰宅をするつもりでいたはずなのだ。
だが、わたしはそれを察知し、女の意地で帰さなかったのである。
昨夜、深夜2時半過ぎに、佐々木ゆかりという新たに部長となった例の女から彼の携帯電話に着信があった…
「急に、浩一さんの声が聞きたくなって…」
しかもそんな内容の電話であり、深夜のせいもあって、わたしには聞きたくなくてもそんな会話が漏れ聞こえてしまったのである。
そして偶然に漏れ聞こえてきた会話に、彼女の声に、なぜかわたしは急に苛立ちを覚えてしまい、電話中の彼に対して悪戯をしたのであった。
それは会話中の彼のモノをフェラをする、という悪戯であったのだ。
最初は本当に軽い気持ちの悪戯であったのだ、以前にもやはり似たようなシチュエーションで、セックスの後に彼女から電話があり、会話中にフェラをした事があった。
だがその時の彼は驚きと、動揺と、慌てたので殆ど昂ぶりはせずに、止めてくれ、と、必死に目で哀願をしてきたのだ。
だが昨夜の電話は本当に予想外であったらしく、わたしの目を見て許可を得て電話に出たのだが、つい偶然に、わたしの耳に彼女の甘えた声が聞こえてきてしまったのである。
またわたしにとっても本当に軽い悪戯心からのフェラであったのだか、なんと、彼のモノは急激にわたしの舌ワザに反応し、昂ぶってきたのだった。
そしてその昂ぶりを唇で感じた時に、わたしにとってほんの軽い悪戯心の筈だったのが、嫉妬心に変わってしまったのである。
本当に久しぶりに苛立ちを感じてしまったのだ、そしてその変わった嫉妬心からの苛立ちがわたしの彼に対する想いに火を点けてしまったのだ…