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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 18 濡れる脚

 ストッキングのセンターシームの縫い目がゆかりの蜜を滴らせ濡れそぼっている割れ目の中心に食い込み、ストッキングのナイロン繊維が蜜にまみれて艶々のヒダを押し潰して広がって見えていた。
 その押し潰されて広がっているヒダの形はまるで羽を広げたアゲハチョウの姿の如くに私には見える、そんなアゲハチョウの如くに見えるヒダを舌の腹側で擦り付けるように下から舐め上げると、妖しい喘ぎ声をあげて全身をビクッと震わせる。
 ナイロン繊維のザラザラな感触が舌の腹側で感じとれた。

 「あふぅんんん…」
 唇を押し付け、舌の腹全体で舐め上げ、細かいナイロン繊維の編み目から染み出してくる蜜を吸っていく。

 ビチュ、ジュバ、ジュルルッ…

 今までの二人の夜には奏でたことの無い新たな淫靡な音が鳴り響いていた。

 ビチュ、ジュバ、ジュルル…
 
 「あふっ、あぁぁんん…」

 タイトなミニスカートはすっかり捲れ上がり、パンスト直穿きのスタイルで顔を跨がれ、その股間の彼女の欲情に濡れそぼった秘部を舐め、啜る、こんなストッキングフェチの憧れの夢のような口唇の愛撫ができていることに私の心は愉悦し、興奮し、股間の怒張はズキズキと激しく脈打ち、疼きを増してきていた。

 うあぁ、たまらない…

 私の口唇の愛撫によって彼女自身の快感が増して昂ぶるごとに腰が下がり、結果秘部を私の顔に押し付けることになる、そしてそのたびに更に自身の快感が増し、両太腿で挟んでいる私の顔をきつく締め込むという動きの身悶えをする。
 そんな喘ぎの身悶えごとに私の両頬をストッキングに包まれた筋肉質なカタチのよい太腿が擦ってきて、そのザラザラとしたストッキングのナイロン繊維の肌触りがフェチ心を益々昂ぶらせて今まで感じたことが無いほど私自身の怒張が痛いくらいに疼いてきていた。

 こんなに疼いたのは初めてだ…

 しかしその痛いくらいの疼きは快感であり、その疼きに導かれるように私の口唇の動きも激しくなっていく。
 
 「あっ、あっ、ぶ、部長ぉっ」
 挟まれている太腿がストッキングのナイロン繊維を通して湿り気が増してきてまるでストッキングが脚の皮膚となり、ひとつになってくるようだ。
 
 すごい、脚が、脚が濡れてきた…

 「あんっ、部長ぉ、こ、浩一さんっ」
 
 私を呼ぶ名が変わった、ゆかりはイキそうなのだ…

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