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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 20 フェチの目

 そうか、この目のせいなのか…

 今のわたしの興奮と欲情の原因がわかったような気がした。
 多分、この部長の目のせいだ。
 さっきまでのフェチなプレイの興奮の余韻を残しているこの目のせいに違いない。
 目の奥がギラギラしている。

 この部長の目に間違いない…

 わたしはまだ服を脱いではいなかった、ブラウスにミニスカートを着たままで、パンティを脱がされたノーパンのいわゆるストッキング直穿きというフェチ心を昂ぶらせる姿のままであった。
 そしてこのフェチな姿のままのわたしとシャワーも浴びずに愛し合う、というアブノーマルな、いや、このフェチ的なプレイは二人でする初めてのプレイであり、彼はこのプレイによって、わたし同様に、いや、もしかしたらわたし以上に興奮しているのかもしれない。
 
 だからこの目の輝きは部長自身の昂ぶるフェチな欲情の現れに違いないのだ…
 と、感じていた。
 
 彼が隠しているつもりでいても、本当は脚フェチ、ストッキングフェチなんだということにはとっくの昔から分かっていた。
 ただこのフェチな目の視線にときおり気付いたり、意識した時にほんの一瞬だけわたしはザワっとする、いや、ドキッとなのか、とにかく一瞬だけそんなふうに感じていた。
 そしてこのわたしの脚やストッキングに向けられる彼のフェチな目の視線には決して嫌悪感はなく、わたしへの愛の証の一つとして嬉しくも感じていた。
 
 そうだ、この目だ、この部長のフェチな目がわたしを昂ぶらせてくるのだ…
 


 「どうして?、さっきイケたんじゃないのか…」
 聞いてくる彼のフェチな目が、絶頂感をギリギリで抑え込みながらも続いているわたしの欲情の疼きに再び火を点けたのだ。

 「わざと我慢したの…」
 
 まだまだ淫れたいから…

 わたしはハイヒールを脱いでベッドの上に立ち上がった。
 そうなのだ、わたしは部屋に入るなりジャケットしか脱がずに彼に抱きついたので、まだヒールも履いたままだったのだ。
 そしてベッド上に立つ姿を仰向けになって見上げている彼の顔に、わたしはヒールを脱いだばかりのストッキングを穿いた脚の爪先を押し付けた。

 「ほうら、どう…」
 
 「ううっ、むむっ…」

 朝から一日中履いていたヒールの中の、蒸れて匂うストッキングの爪先である…
 
 
 

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