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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 26 足コキの快感 ②

 「部長ぉ、ちょっと漏らしたでしょう…」

 確かに少し漏らしてしまった、押し寄せてきた射精感を我慢できなかった。
 必死に耐えたのだが、チンポの奥からの痺れるような快感に震えて、精液が迫り上がってくる流れを我慢できずに止め切れなかったのだ。

 こんなに感じてわずかとはいえ我慢できずに漏らしたなんてことは、20代前半のまだ若くてセックスに未熟だった頃以来じゃないのか…

 それほどゆかりにされた足コキは快感だった。
 たまらなく気持ちよかった。
 あんな感触と感覚は初めてである。
 そしてあの足コキをしている時の彼女の興奮と、欲情に濡れたあの淫靡な目の輝きを初めて見た。

 ゆかりを抱くようになって約1年半くらいか、こんな淫らになったゆかりを見たのは初めてだ、普段のあのキャリアウーマン的な理知的でキビキビとしている姿からは想像もできない…

 私は足コキからベッドの端へとカラダを捩って必死に逃げ、込み上げてきていた射精感が少し落ち着き、なんとか彼女の顔を見て、そう思っていた。

 流行りのワンレングスの髪の毛が汗に濡れて少し頬に張り付いていた、それもまた淫らに見えてくる。
 そしてまだ、彼女は上着を脱いだだけのブラウス、スカート、ストッキングの姿のままなのだ。

 でも、このそそる姿のままでこうまで淫れるゆかりも悪くはない、いや、たまらない、普段とのこのギャップ差、たまらない…

 そんな私の視線を感じたのか私を見るその目からはまだ続いている彼女の興奮と欲情の昂ぶる輝きが伝わってくる。

 「まだまだよ…」
 口元に悪戯的な淫靡な笑みを浮かべ、そんなゾクゾクするような言葉を言うと、ベッドサイドにいる私にまるで獲物を狙う猫の如くサッとにじり寄り、なんと股間の怒張に手を伸ばしてきたのだ。

 一体ゆかりはどうしちゃったんだ、こんなに激しく淫らなのは本当に初めてだっ…

 そして再び私の怒張をグイっと掴んだと思ったら、まるで貪るかのように唇に含んでくる。
 濡れた唇の柔らかさが、亀頭に絡み付いてくる舌の感触が、握る指の力加減が絶妙に気持ちよい。

 「おっ、おい、ちょっ…」
 もうちょっと待ってほしかった、まだまだ射精感の疼きの余韻が続いているからもう少しだけ休ませてほしかった。
 
 や、やばいっ、これではマジで漏らしてしまうぞ…

 
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