この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 6 子供の戯れ言

 この夜が僕の実質上の本当の初体験、つまり、童貞卒業の夜となった…


「あっ、んんっ、で、出るぅぅっ…」

 僕は最後に激しく腰を打ち付け、ビクビクッと全身を震わせ、美冴さんの中で激しくペニスを震わせ、射精した。

「はぁぁぁ…」
 美冴さんは僕の激しい射精を受け、ため息のような、喘ぎのような声を漏らす。

 僕は美冴さんの中で、初めての体験の射精をしたのだ。
 そして美冴さんは、わざと自分の中でイカせてくれたのである。
 それは初めては、初体験は、中で終わらせてあげたい、射精させてあげたい、という彼女の優しさだったのだと、今になってわかったことであった。
 そしてその後に判った事なのだが、なんと美冴さんは不妊症であり、妊娠の心配がなかったそうである。


「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅぅ…」

 僕はあまりの快感に、絶頂感に、満足気味の吐息を漏らし、汗ばんだカラダのままに彼女の上に乗ったままで虚脱してしまう。
 そしてその彼女の肌との密着感が堪らなく心地よかったのだ。

「ねぇ和哉くん、気持ちよかったの?」
 美冴さんがそう囁いてくる。

「は、はい、すごかったです」
 僕は感動の笑顔でそう応えた。

「そう、よかった…」
 美冴さんも嬉しそうに呟き、ゆっくりとカラダをずらして僕のモノを抜くと、トロリと大量の白い精の液体が溢れ落ちたのだ。

「すごいね、また、こんなに沢山出てる…」 
 それをティッシュで拭き取りながらそう呟いた。

「み、美冴さんっ」
 僕は、なぜがそんな美冴さんの様子に感極まってしまい、再び急にしがみ付き、彼女を思い切りを抱き締めてしまう。

「美冴さんっ、大好きです、好きなんですっ」
 そう言いながら強く抱き締め、彼女の唇を求めキスをしようと顔を近づけていく。
 
「私も和哉くんが好きよ、大好きになっちゃった…」
 すると嬉しいことに美冴さんもそう答えてくれたのだ。
 
 僕は本当に彼女のことを大好きになってしまっていた。

 昨日、今日と、感じているこの感情はもう誤魔化しようのない想いといえる。
 確かに急な展開で舞い上がってもいるだけだともいえるのだが、この想いは紛れもない事実であり本音でもある。
 だが、しかし、その想いを言葉に出すと、ただの初体験をした子供の、ただの舞い上がった戯れ言に聞こえてしまうのだ。




/2536ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ