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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 28 エスの覚醒
 
 攻めるのってこんなに気持ちいいのっ…

 わたしはチンポをしゃぶりながら、喘ぎ、身悶えしている部長の姿を見てそう思っていた。
 男を一方的に攻めるというこの衝動が、たまらない快感に繋がっていく。
 
 「うっ、あっ、ううっ」
 
 ズキン、ズキン、ズキ、ズキ…

 ジュバッ、シュブッ、ジュバ…

 その彼の喘ぎと身悶えにシンクロしているかのように子宮の疼きは昂ぶり続ける、そしてその疼きは快感をわたしに与える代わりに思考を支配し、命令をしてくるのだ。

 もっと攻めろ
 もっとしゃぶれ
 もっと弄れ
 もっと鳴かせろ…
         ……と。 

 部長が、彼が、感極まって喘ぎ、身悶える毎に、舐めて、しゃぶって、弄る、そう攻めれば攻める毎にわたしの快感もますます激しく昂ぶってくるのだ。
 

 攻めるのって気持ちいい、こ、これが攻める快感なの、わたしの中にこんな衝動が、こんな想いが隠れていたのか…

 正にこのフェチから通ずる衝動は、わたしの奥深い中に隠れ潜んでいたサディスティックな想いの覚醒といえた。

 ズキン、ズキン、ズキ、ズキ…

 攻めれば攻めるほどに、しゃぶればしゃぶるほどに、彼が喘ぎを漏らすごとに、そしてそんなわたしから攻められる快感に彼が身悶えするごとに、自分自身も激しく子宮の奥からの疼きが増して、それが痺れるような快感に通じていくのだ。

 わたしの口の中の彼のチンポが快感の限界の震えを起こし始めてきた。

 「あぁ、ううっ、も、もう」
 
 なんと、その彼の震えがわたしにも伝わってくるように、子宮の奥から絶頂感が湧いてくるのだ。

 えっ、なに、わたしもやばいっ…

 ジュバッ、ジュブッ、ジュブ…

 ズキン、ズキン、ズキ、ズキ…

 「ゆかりぃ、やばいんだってぇ…」
 喘ぎが悲鳴へと変わる。
 わたしの肩を掴んでいた手に力が入ってきた。

 イキそうなんだ、でも、わたしもやばい…

 「イキたいのぉ、出したいのっ」
 しゃぶりながら聞く。

 「ううっ、イ、イキたい…けど…うう、昨夜もやっ……あぁ…」

 イキたいけど昨夜もわたしを抱いたから、ここで出したらこのあと出来ないかも…という意味だとわたしには捉えられたのだが、わたしにはもう止めることが出来なくなっていたのだ。
 
 なぜならわたし自身もイキそうだから…
 
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