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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 23 5年前、あれから…(9)

 つまり
 
 教えてあげる…

 と、いうような感情さえも今まで持ったことなどなかったのである。
 だからこの和哉との

 逢瀬は…

 戯れは…

 セックスは…

 全てがわたしにとって新鮮であり、新しい自分の内面の感情の発見でもあるのだ。

 そしてその内面の感情、つまりはメスの、メスとしての快感を求める欲求からの反応と思考なのであろうか、次から次へといやらしい想いが湧いてくるのである。

 だから、そんな想いのわたしはそのヌルヌルのペニスを掴んだ、そして和哉もわたしのヌルヌルのアソコに指先を這わしてきたのだ。

「あんっ、あぁん」

「ううっ、あぁ」
 お互いの指先のヌルヌルが感じる。
 そしてわたし達はお互いに指先で攻めていくのだが、徐々に形勢は逆転してしまい、わたしは和哉の指先に一方的に攻められてしまうのだ。
 和哉は左手で乳房をヌルヌルに揉み、乳首を弄り、そして右手の指先でアソコの割れ目を弄ってくる。
 
「あ、ああん…」
 わたしはすっかり感じてしまい、立っているのが辛くなって、シャワールームの壁に寄り掛かってしまう。

「ああ、美冴さん…」
 そして和哉は感嘆の喘ぎを上げ、キスをしながら左手で乳房を、右手でアソコを弄り、カラダを密着させてくる。

「ああ、和哉、気持ちいい…」
 わたしは喘ぎ、和哉の指先に身を任せていく。
 そして導いてもいないのに、なんと和哉の指先がクリトリスを弄ってきたのである。

「あっ、んんっ…」
 そのクリトリスの快感に喘ぎ、身悶える。

 和哉はなんと、僅か2日、たったの2回の経験だけで、わたしにとってのクリトリスの存在意義を掴んでしまったのである。

 ああ、なんていうことだろう…

 その必然的な和哉の指先によるクリトリスの弄りに、わたしは心の感動と、肉体的な快感を感じてしまうのだ。

 教えなくても、導かなくても、クリトリスを弄ってくる、そしてわたしのポイントを覚え、理解をしている。

 これは

 男の、いや、オスの本能なのであろうか…

「ああん、和哉ぁ…」

 わたしはその和哉の指先に、喘ぎ、身悶えしていく…

 あぁぁ…

 そしてそのボディーソープの泡のヌルヌル感と、感動の昂ぶりと、指先の的確なクリトリスの刺激により、わたしはそのままに絶頂感を迎えてしまう。




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