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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 26 5年前、あれから…(12)

 和哉は、奥からどんどんと溢れてくる蜜をすくうかのように舌先を動かしながら、舐めてくる。
 わたしはその快感に喘ぎ、身悶えをしてしまうのだ。
 そして子宮がズキズキと疼きを増してきた。

 本当は自分のアソコを指先で開き、感じるところ、つまりクリトリスに導いて、和哉を誘おうと想っていたのだが、この和哉の舌先の動きに、感触に、快感に、そんな想いは消え去ってしまった。
 すっかり、和哉の舌の愛撫に翻弄されていたのであった。

 そして舌先はヒダを掻き分け、まるで分かっているかのようにクリトリスを舐めてきたのだ、それも既に、わたしの快感のスイッチであるのを理解しているかのように、舌先でつついたり、転がしたりと、刺激に変化を付けてきたのである、

「ああんっ、いいっ、ああ…」

 すっかりわたしは受け身の快感に溺れてしまう。
 既に抗う気力はなく、和哉にもたらされる快感に浸っていたのだ。

 ああ、ヤバい…

 ああダメ…

 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…

 舌先の快感に子宮は疼きを激しく増してきた、そして和哉のペニスを、肉の硬い感触を欲っしてきたのである。
 だが、和哉の舌先のクリトリス弄りは止まらない。

 ズキズキ、ズキズキ…が

 ジンジン、ジンジン…
 と、クリトリスの快感の痺れに変わり、全身に快感の、絶頂感の電気を走らせる。


「あっ、だ、ダメっ、イクっ」
 わたしは全身を震わせ、絶頂してしまった。

「ああ、っくぅぅぅ……」
 いとも簡単に、和哉の舌先でイカされてしまったのである。
 しかもわたしのアソコを舐めたのは初日の河原での逢瀬ではなく、2日目、昨夜のラブホテルでの、一度だけなのである。 
 たった一度、一晩で、わたしの快感のスイッチ、ウィークポイントを掴んでしまったのだ。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁぁ…」

 しかも絶頂感の余韻に浸っているわたしに余裕を与えてはくれないようで、和哉はぐったりとしているわたしの両脚を掴み、グイっと開き…

「あっ、くうっ、そ、そんなっ…」

 すんなりと、入口を探り、挿入してきたのである。

 グチュ、ニュプ…

 溢れる愛の蜜で淫靡な挿入のいやらしい音がした…





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