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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4 和哉と美冴1

30 5年前、あれから…(16)
とりあえずわたしが仕事を辞めて、妊活、つまりは子作りをする、という事で落ち着いたのである。
だが、わたしにはその騒動で一つ大事な事が分かってしまったのだ。
それは
旦那が重度のマザコンである…
という事であった。
今まで全く気づかなかったのだが、かなり重度のマザコンだったのだ。
今までは距離も離れていたせいもあり、旦那が巧みにそのマザコンを隠していたのであろうと思われた。
そして結果的には義母の、お姑さんの言いなりになっていたのだ。
しかし、その後、わたし達の間に、新たな決定的な問題が発覚してしまったのである。
それは
わたしの不妊症であった…
そしてそれは、今から半年前に判明した。
それが原因で、更になにかとお姑さんはわたし達の間に色々と口を出すようになり、そのお姑さんに旦那は逆らえず、そしていつの間にかにわたし達は寝室が別になり、会話も必要最小限の関係になってしまったのである。
旦那を愛していないわけではない、だが、いつの間にかに、わたし達夫婦の間には、徐々に見えない溝が広がり始めていたのだ。
そしてわたしはその気を紛らわす為にも、あのファミレスで約3か月前からパートを始めたという経緯があったのである。
そして今は午前零時過ぎ…
実は、今日の昼頃にわたし達は夫婦喧嘩をしてしまったのだ。
いや、結果的にはわたしが一方的に話していただけだから、夫婦喧嘩とは言えないのかもしれない。
今夜の花火大会は、こっちに引っ越ししてきてから2年連続で遊びに行っていたのであった。
だからわたしはこの花火大会がきっかけで少しは話しが出来、もう一度仲を戻せるかもしれない、と秘かに期待をしていたのであるが、いざ、花火大会に誘ってみても旦那は返事一つしてくれないのだ。
いや、正確には自分の部屋のドアさえ開けてくれなかったのである。
そしてわたしも最後の望みを諦めて寝室に籠もると、お昼過ぎに旦那は一人出掛けて行ったのだ。
たがら、多分それ以来戻っては来ていないのだと思われる。
恐らく実家にでも行ったのであろう、そしてこのお盆休みの連休は戻らないのかもしれない。
もうわたし達はダメなのか…
ダメなのかもしれない…
とりあえずわたしが仕事を辞めて、妊活、つまりは子作りをする、という事で落ち着いたのである。
だが、わたしにはその騒動で一つ大事な事が分かってしまったのだ。
それは
旦那が重度のマザコンである…
という事であった。
今まで全く気づかなかったのだが、かなり重度のマザコンだったのだ。
今までは距離も離れていたせいもあり、旦那が巧みにそのマザコンを隠していたのであろうと思われた。
そして結果的には義母の、お姑さんの言いなりになっていたのだ。
しかし、その後、わたし達の間に、新たな決定的な問題が発覚してしまったのである。
それは
わたしの不妊症であった…
そしてそれは、今から半年前に判明した。
それが原因で、更になにかとお姑さんはわたし達の間に色々と口を出すようになり、そのお姑さんに旦那は逆らえず、そしていつの間にかにわたし達は寝室が別になり、会話も必要最小限の関係になってしまったのである。
旦那を愛していないわけではない、だが、いつの間にかに、わたし達夫婦の間には、徐々に見えない溝が広がり始めていたのだ。
そしてわたしはその気を紛らわす為にも、あのファミレスで約3か月前からパートを始めたという経緯があったのである。
そして今は午前零時過ぎ…
実は、今日の昼頃にわたし達は夫婦喧嘩をしてしまったのだ。
いや、結果的にはわたしが一方的に話していただけだから、夫婦喧嘩とは言えないのかもしれない。
今夜の花火大会は、こっちに引っ越ししてきてから2年連続で遊びに行っていたのであった。
だからわたしはこの花火大会がきっかけで少しは話しが出来、もう一度仲を戻せるかもしれない、と秘かに期待をしていたのであるが、いざ、花火大会に誘ってみても旦那は返事一つしてくれないのだ。
いや、正確には自分の部屋のドアさえ開けてくれなかったのである。
そしてわたしも最後の望みを諦めて寝室に籠もると、お昼過ぎに旦那は一人出掛けて行ったのだ。
たがら、多分それ以来戻っては来ていないのだと思われる。
恐らく実家にでも行ったのであろう、そしてこのお盆休みの連休は戻らないのかもしれない。
もうわたし達はダメなのか…
ダメなのかもしれない…

