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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4 和哉と美冴1

38 5年前、あれから…(24)
わたし達は今夜もラブホテルに入ってしまった。
今夜で和哉とは4日連チャンである。
さっきのステーキハウスでの和哉による、まるで大人のような脚の誘いの口説きに、わたしは瞬く間に疼きを昂ぶらせてしまい、帰り道に自らラブホテル街に向かってしまったのである。
それにもう一つ、わたしは和哉に抱かれずにはいられない理由があったのだ。
ここ最近の旦那からの理不尽な仕打ちのストレスに、和哉に抱かれて心の逃避をしなくてはとても精神のバランスが保てない、と、感じていたからであった。
この和哉の若いパワーでぐちゃぐちゃに、色々な想いを吹き飛ばして欲しかったのである。
だが、それも自分に対する都合の良い言い訳なのかもしれない。
本当は、ただ単に若いオスを目の前にして発情しているだけ、醜い中年にさしかかったメスの言い訳に過ぎないのだ。
それ位にわたしは和哉にもたらされる愉悦の快感に魅了され、期待していたのだ…
わたしは寂しさを言い訳にしているだけの、ただの淫乱な、発情した、メスなのかもしれない。
「あっ…」
そんな自虐と卑下した想いに覆われながらもわたしと和哉はラブホテルの入り口をくぐり、部屋に入ったのだが、その部屋をひと目見た途端に絶句してしまった。
それは…
「あっ、す、すごい…わ…ね…」
この部屋はいわゆるSMプレイルームであったのだ。
部屋の中央にはXの型をした手足の拘束具の付いた拘束台が鎮座していたのである。
そしてその拘束台は取っ手が付いており、角度を90度の垂直から180度の寝れる位置まで動かせる事ができると、説明書が付いていた。
そしてその説明書は図解式であり、イラストで遊び方の説明まで、ご丁寧に書かれていたのである。
「すげぇ…」
和哉は感嘆の声を上げ、しみじみとそのX型拘束台を眺めていた。
「ねえ…」
そしてわたしの方を振り返り、興味しんしんの顔をして声を掛けてくる。
「ダメっ、ダメだからね…」
わたしはすかさず反応した。
「ダメですかぁ…」
残念そうに呟いてきた。
「当たり前でしょ、イヤよ、あんなの…」
内心は興味があった…
だが、いいとはとても言えない。
そして、ゾクゾクしていた…
わたし達は今夜もラブホテルに入ってしまった。
今夜で和哉とは4日連チャンである。
さっきのステーキハウスでの和哉による、まるで大人のような脚の誘いの口説きに、わたしは瞬く間に疼きを昂ぶらせてしまい、帰り道に自らラブホテル街に向かってしまったのである。
それにもう一つ、わたしは和哉に抱かれずにはいられない理由があったのだ。
ここ最近の旦那からの理不尽な仕打ちのストレスに、和哉に抱かれて心の逃避をしなくてはとても精神のバランスが保てない、と、感じていたからであった。
この和哉の若いパワーでぐちゃぐちゃに、色々な想いを吹き飛ばして欲しかったのである。
だが、それも自分に対する都合の良い言い訳なのかもしれない。
本当は、ただ単に若いオスを目の前にして発情しているだけ、醜い中年にさしかかったメスの言い訳に過ぎないのだ。
それ位にわたしは和哉にもたらされる愉悦の快感に魅了され、期待していたのだ…
わたしは寂しさを言い訳にしているだけの、ただの淫乱な、発情した、メスなのかもしれない。
「あっ…」
そんな自虐と卑下した想いに覆われながらもわたしと和哉はラブホテルの入り口をくぐり、部屋に入ったのだが、その部屋をひと目見た途端に絶句してしまった。
それは…
「あっ、す、すごい…わ…ね…」
この部屋はいわゆるSMプレイルームであったのだ。
部屋の中央にはXの型をした手足の拘束具の付いた拘束台が鎮座していたのである。
そしてその拘束台は取っ手が付いており、角度を90度の垂直から180度の寝れる位置まで動かせる事ができると、説明書が付いていた。
そしてその説明書は図解式であり、イラストで遊び方の説明まで、ご丁寧に書かれていたのである。
「すげぇ…」
和哉は感嘆の声を上げ、しみじみとそのX型拘束台を眺めていた。
「ねえ…」
そしてわたしの方を振り返り、興味しんしんの顔をして声を掛けてくる。
「ダメっ、ダメだからね…」
わたしはすかさず反応した。
「ダメですかぁ…」
残念そうに呟いてきた。
「当たり前でしょ、イヤよ、あんなの…」
内心は興味があった…
だが、いいとはとても言えない。
そして、ゾクゾクしていた…

