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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 42 5年前、あれから…(28)

「うわぁ、す、すげぇ…」
 和哉はそのわたしの痴態を見て、感嘆の、感動の、歓喜の声を上げ、喜悦の目でわたしを直視してきたのだ。

「あぁ、恥ずかしい…」
 恥ずかしいけど、快感の期待に震えてしまう。

 すると和哉は、突然、わたしの股間に顔を埋め、舐めてきたのである。

「あうっ」

 ジュルッ、ジュル、ジュルッ、ジュル…

 その舌の感触の快感に震えてしまう、そしてこの薄いストッキングのナイロン繊維の存在がもどかしい。

 ああ、直で、直で思い切り舐めて欲しいっ…

「あふぅぅ、あん、かずやぁ…」
 だが、その切望はまだかろうじてあった理性が邪魔をして、言葉には出せないでいた。

 ジュルッ、ジュル、ジュルッ、ジュル…

「はぁ、美冴さん、たまらないや…」
 和哉はそう囁きながらストッキング越しにアソコを舐め、啜ってくる。

「はぁ、はぁ、はぁん…」
 既に昂ぶりは最高潮に高まってきていた。
 このいやらしい、妖しい、拘束というシチュエーションに昂ぶり、あとは舌先の一押しで絶頂感の壁が崩れそうになっていた。
 そして進化を続けている和哉には、そんなわたしの昂ぶりは既に察知していたようであったのである。

 和哉の目が、更に淫靡な目の輝きに変わった。

 ビリビリ…

「あっ、んんっ…」

 和哉はストッキングの股間部を爪で破き、そして露わになったアソコにむしゃぶりついてきたのである。
 そして舌先でわたしの期待通りに、クリトリスというわたしの絶対的な快感のスイッチをグリグリと舐め、弄ってきたのだ。

「あっ、あっあぁぁ…」
 子宮の奥の絶頂感の壁が崩れ、快感の波が溢れ出てきた。

「あっ、っくうぅぅ…」
 わたしは全身を痙攣のように震わせ、指先を、脚先の爪先を突っ張らせ、絶頂感の波にさらわれてしまう。

「はぁぁぁぁぁ……」

 和哉の舌先のたったのひと舐めで、わたしはあっという間に絶頂してしまったのである。


 本当につい4日前まではキスさえしたことのない童貞の高校生の少年とは思えないこの絶妙な焦らしと、ピンポイントの的確なタイミングでの責め方に、わたしは未だに信じられないという想いを浮かべていた…





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