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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 43 5年前、あれから…(29)

 和哉の舌先のたったのひと舐めで、わたしはあっという間に絶頂してしまったのである。

 本当につい4日前まではキスさえしたことのない童貞の高校生の少年とは思えないこの絶妙な焦らしと、ピンポイントの的確なタイミングでの責め方に、わたしは未だに信じられないという想いを浮かべていた。

 だが、もう一つあった、それはこのわたし達の異常な、淫らな、背徳的な禁断の関係なのであるという心の昂ぶりと、この今の妖しいSM的なシチュエーションに酔い痴れてしまった事でのわたしの過度な興奮と、感度の昂ぶりも相まっての相乗効果によるものの影響もあったのである。

 とにかくわたしは感度が敏感に高まっていたのだ…


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

「美冴さん、好きです、たまらない…」

「はぁ、はぁ、あ…」
 和哉はそう囁きながらキスをしてきた、そしてわたしの舌を優しく吸ってくる。

 あぁぁ、かずや…

 そんな彼のキスにも心が震え、蕩けてしまうのであった。

「ね、ねぇ、挿入れてよ…」
 無意識に、淫らな想いの導きの命ずるままに、そう囁き、自ら両脚のゆるゆるの拘束を抜いて、両脚を上に持ち上げ、和哉に対して無防備に濡れそぼり、まだ絶頂感の疼きの余韻の残るアソコを見せつける。

「あ、は、はい…」
 まだ、服を着たままの和哉は慌てて服を脱ぎ捨て、昂ぶり、脈打ち、反り返っているペニスに手を添えて、わたし自身にゆっくりと挿入れてきた。

 ジュブ、ニュブッ…
 溢れ出ている愛の蜜で淫靡な湿った音が響く。

「はぁぁぁ……」

「うっ、うぅぅ…」
 和哉の硬くて熱い肉の棒の感触が、わたしの膣の肉壁をかき分けながら挿入ってくるのを感じ、子宮が震えてくる。

 ジュブ、ジュブブ…
 そして奥の子宮の壁に当たり、引いていく、と、和哉のペニスの肉の傘が戻りながら膣壁を擦って快感を生んでくるのだ。

「はぁぁ、んんっ…」
 和哉のペニスは膣の出口、つまりは入り口に戻ると再びゆっくりと、まるでペニスでわたし自身の感触を確かめるかのように奥の子宮の壁へと突いてくる、そしてそれを繰り返してくる。
 その繰り返しのリズムが徐々に速くなり、それがリズミカルなピストンの動きとなり、膣壁や、子宮の壁に、心地よい快感を生んできていた。

 グニュ、ジュブ、グニュ、ジュブ… 




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