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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 50 5年前、あれから…(36)

 わたしは責める快感に酔い痴れていく。

 和哉の快感は、わたしへの快感として返ってきていた…

 和哉の快感はわたしの快感なのだ…

 わたし達は快感で一つになっていく…

 和哉の喘ぎはわたしの疼きの昂ぶりとなり、舐め、しゃぶって口の中でペニスが震えれば、子宮が震えてくるのである。

 だから喘げば喘ぐほど…

 震えれば震えるほど…

 わたしの快感の疼きの昂ぶりも増してくるのであった。

 これが…

 責める…

 サディスティック的な快感なのか…

 わたし達の快感の感覚が一つに繫がったように感じていた。

 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…
 子宮の疼きが更に激しく増してくる。

 ああ、ダメだ…

 感覚だけでは我慢出来なくなっていた。

 もうダメだ…

 肉体的の快感も一つになりたくなってきたのだ。

「ああ、もうダメっ…」

 わたしはしゃぶっていた唇を離し、心の想いを声に出した。

「えっ…」
 そして和哉の上にゆっくりと股がり、ビクビクと脈打ち震えているペニスを掴み、自らの膣へと沈めていく。

「はあうぁぁ…かずやぁ…」

 ジュブ、ジュブブ…
 溢れる蜜の湿った摩擦の音が漏れる。

「あ、うう、み、みさえさぁん…」

 そしてわたしはゆっくりと腰を上下に動かしていく。
 挿入れただけで、イキそうなくらいに膣が、子宮が、震えてきた。

 ああ、ダメ、感じ過ぎる…

 ジュブ、ジュバ、ジュブ、ジュバ…
 腰を上下に動かす毎に快感が広がっていく。

 ああ、もうイキそうだわ…

 あまりの快感に早く腰を動かせない、そして喘ぎながらわたしは上を、天井を見上げる。

 あっ…

 その天井にはわたしがいた。

 わたしが見つめていたのだ…

 そう、天井には鏡があったのである。
 そしてその鏡には、X型の拘束台に仰向けに寝ている和哉の上に股がり、喘いでいるわたし達が写っていたのだ。
 そして鏡の中のわたし自身と目が合った。
 
 なんて…

 なんていやらしい姿なの…

 そして…

 なんて醜い姿なの…

 その鏡に写る快感に喘ぐわたしの姿が、醜い、欲情したメス女に見えていたのである。

「あぁぁ、んんっ…」

 そのいやらしく醜いわたしが、美しい少年の上で快感に、快楽に、喘ぎ、身悶えしていたのだ…




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