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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 125 5年前、あの後…(32)

 僕は童貞少年なのに、百戦錬磨の童貞キラー朱美さんを連続でイカせてしまったのである…

「はぁ、はぁ、はぁ…
 かずやくぅん、すごかったよぉぉ…」
 朱美さんはそう囁きながら潤んだ瞳で僕を見て抱き締めてきた、そしてキスをしてくる。

 ああ、気持ちいい、柔らかいなぁ…

 本当に朱美さんのカラダは柔らかいのだ、こうして抱き締められると気持ちよくて心が震えてしまう。


「わぁ、すごぉい、さっき出したのにぃ、またこんなに出たんだぁ…」
 キスをしながら僕のペニスに触れてきて、コンドームの先に白く溜まっている精液の量を見て、こんな驚きの声を出したのだ。

 あ、こうやって先に溜まるんだ…
 僕もこのコンドームの仕組みに驚いた。
 そして朱美さんはゆっくりとコンドームを外してくれ、ティッシュで綺麗に拭ってくれる。

「あらぁ、また勃ってきたぁ、すごぉい…」
 と、再び勃ってきたペニスを見て嬌声を上げた。

「ねぇかずやくぅん、また、しよっかぁ」
 朱美さんは淫靡な目で囁いてきた。

「は、はい、したいです…」
 僕は喜んで頷き、そう返事をする。

「うふ、すごぉい…」
 そうして僕と朱美さんは再び抱き合っていく。

「ああん、かずやくぅん…」

「朱美さん…」


 こうして僕は美冴さんがいなくなった後に、こんな流れで朱美さんと関係を持つ事になったのである…

 それからはだいたい月に三回から四回、ほぼ朱美さんの都合でこんな関係を続けていったのだ。
 たが、なぜか、この朱美さんとの関係は、美冴さんとの時のような、禁断さや、背徳的な昂ぶりは全く感じなかったのである。
 それは朱美さんのこうした軽さや、あっけらかんとした性格のせいなのかはわからなかったのだが、なぜか僕にはそんな軽さがあったのだ。

 たが、こうした朱美さんとのセックスフレンドの関係は、美冴さんによって禁断のセックスの世界の快感を知ってしまった僕にとっては有り難く、願ったり叶ったりであった。


 そしてこの関係は僕が高校を卒業し、大学に進学する為に上京するまで、約一年半という長い間続いたのである…





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