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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 43 フェラチオ

 「ああっ、んんっ、ダメェっ、こ、浩一さぁんっ、イ、イッちゃうぅぅ………」
 全身が激しく痙攣のように震え、両脚で彼を離さまいと締め付ける。

 あぁ、わたしを見て、わたしだけを見てぇ…

 激しい絶頂の波にさらわれながら、そう心が叫んでいた。

 「……っくう…」
 わたしは本当に挿入れたと同時くらいの瞬く間にイッてしまった。
 バーでの部長のわたしを見る目が前戯となり、カウンター下での指先の弄りが愛撫となって、あとは子宮の奥の壁を軽く突くだけでよかったのだ。

 「ふうぅ…」
 だが、彼はまだ挿入れて軽く腰を動かしただけなのだ、まだまだ硬く、ドクドクとわたしの中で脈打ち続けている。

 彼を、浩一さんをイカせてあげよう、たっぷりと感じさせてあげなくちゃ…

 わたしは絶頂感で気怠いカラダを起こし、ゆっくりと彼の股間に頭を動かしていく。

 「ごめんね、イカせてあげるね…」
 彼はゾクゾクするようないやらしいフェチな想いの昂ぶった目をして頷いた。

 チュパ、ジュブ、ジュルル…

 彼のドクドクと猛り、脈打っているチンポを右手で握り、亀頭を舌で飴をしゃぶるように舐め回していく。

 亀頭とはよく付けたものだわ、本当に亀の頭のカタチに似ているわ…

 「う、うぅ…」
 彼はこの亀頭が感じるのだ、舐め回す毎にチンポがビクビクと震えてくる。
 空いている左手でブヨブヨの玉袋を触る、わたしはここのこのなんともいえない感触も好きなのだ。

 そしてこのフェラチオという愛撫自体が大好きであった。
 このフェラチオという愛の行為は、唇ひとつで男を征服できる、支配できる感じがして堪らないのである、そして改めて自覚したわたしの中の潜み隠れていたサディスティックな想いも、このチンポを舐めて、喘ぎ、身悶えしている男のこの姿に昂ぶりを感じてくるのだ。

 チュパ、ジュブ、ジュルル…

 「あ、うぅ…」

 唇を柔らかく、そして微妙な硬さにすぼめ亀頭から茎全体を上下に扱くように動かしていく。
 彼はその動きがとても感じるらしくいつもチンポをビクビクと小刻みに震わせ、身悶えをするのだ。

 「あぁ、ゆかり、気持ちいいよ…」
 
 さあ感じて、もっともっと感じて、…
 
 この彼の感極まりそうな喘ぎ声に、昂ぶる身悶えに、わたしの心も昂ぶり、濡れてくる。

 堪らない…

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