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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 45 激しい痴態

 バーでの指先の弄りに、ゆかりは限界を迎えたらしく、カウンターの下で私の手を強く握りそれを伝えてきた。

 「酔ったのか、大丈夫か、部屋へ戻ろう」
 その手の合図に私は悟り、周りにバレないよう酔っ払いを介抱するフリをして肩を抱き、エレベーターへと連れて行く。
 なにせこのバーは私の大好きな特別の場所である、こんな痴態がバレる訳にはいかないのだ。

 「ああ、早く抱いて…」
 部屋へ戻る無人のエレベーターの中で彼女はそう囁きながら私に抱き付き、貪るようなキスをしてきた。
 
 このバーでのことも、今日のことも、一体ゆかりはどうしたんだ…

 私は戸惑っていた。
 淫らで淫靡な彼女は大歓迎なのだが、彼女がこれ程淫れる痴態は初めてであり、いくらなんでもこのバーでのことは激し過ぎる。
 しかし戸惑いながらもさっき私の指先を誘う彼女の淫らな目を見て、そしてこの今の貪るようなキスに私自身も興奮に昂ぶってしまいそんな戸惑いなどはどこかに消え去ってしまったのだ。

 「はあ、はあ、ああ、早くぅ」
 部屋に着くなり彼女は自らの服を脱ぎ捨てる、私も慌てて脱いでいく。

 「早く、早く抱いてぇ」
 そう叫び、しがみつくように抱き付いてきて、私達はベッドに倒れこむ。
 
 すでに彼女のアソコは滴るほどに愛の蜜を溢れさせ前戯などいらなかった。

「あっ、あうっんっ……」
 彼女の両脚を開き、ズブズブと猛り勃っている私自身を挿入れていく。
 溢れかえる蜜で膣の肉の摩擦も感じないほどに彼女自身は欲情に熟し切ってるようである。

 「ああっ、んんっ、ダメェっ、こ、浩一さぁんっ、イ、イッちゃうぅぅ………」
 挿入れてすぐである、僅かに数回腰を打ちつけ、子宮の奥を突いただけであった。
 瞬く間に激しく痙攣のように全身を震わせ、カラダを強ばらせ、私を離さまいと腰に絡めている両脚をきつく締め付けながら絶頂の叫びを上げる。

 「はぁぁぁ……」
 彼女は小さく愉悦のため息を漏らし、まるで弛緩したかのように全身から力が抜けぐったりとなった。
 私はまだまだドクドクと激しく脈打ち続けている自らをゆっくりと抜いていくと、

 「ごめんね、イカせてあげるね…」
 絶頂感に浸った妖しく淫靡な濡れた目でそう囁いてくる。
 
 ゾクゾクした…

 私にとって堪らない愛の儀式が始まる。

 


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