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シャイニーストッキング
第11章 絡まるストッキング5      和哉と健太
 62 真実(まみ)⑨

 おやっ…

 まさかっ…

「はあん、あぁ、かずやぁ…」

 僕の舌先が、ストッキングの上からぐっしょりと濡れた真実の股間を舐めていく。
 そして舌先に伝わってくるストッキングのナイロン繊維のザラザラとした感触が、奥から溢れ出てくる彼女の淫らな香りが、更にフェチ心を刺激してきて疼きを昂ぶらせてきていた。

 だが、この舌先の感触が微妙に柔らかいのだ、いや違う、なまめかしいのだ。

 えっ、まさかっ…

 そして僕は頭を突っ込んでいた真実のワンピースの中から抜き、そのスカートを捲ったのである。

「ああんっ、かずやぁ、イヤぁん…」

「ああっ…」

 やはりそうだった…

 真実はノーパンであった。
 ノーパンでストッキングを穿いていたのだ。
 つまり、全てのストッキングフェチ憧れの、パンスト直穿きであった。

「ま、真実…こ、これはっ…」
 僕はこの何ともいえない、憧れの、淫靡な彼女の下半身を見て、思わず唾を飲み込んでしまう。

 これは、ストッキング脚フェチ憧れの爪先舐めに次ぐ、羨望のストッキング直穿きというヤツなのである…

 そして真実はすっかり興奮してぐしょぐしょに股間を濡らせ、そしてパンティストッキングのセンターシームを割れ目に食い込ませていたのだ。

「はぁぁ、かずやぁ、好きなんでしょう…
 だからぁ、アナタが喜ぶと思ってぇ……」
 真実は潤んだ瞳でそう呟いてきた。


 パンスト直穿き…

 これはこの前僕が真実に上手に導かれ、隠していた想いであるストッキングフェチをカミングアウトした夜に、彼女自身が自ら進んでしてくれたストッキングフェチならば憧れの、淫靡な、淫乱な、羨望の愛のカタチなのである。

 こう言葉を並べると大袈裟なのかもしれない…

 だが、これはなかなか男側からは

 言葉に出せない…
 
 要望できない…

 微妙な案件といえるのだ。
 
 それは…

 ストッキングの存在が、日常的に穿いている女性にとってはあくまでもただの靴下の延長である…と、いう人も多々いるからである。
 そんな存在に性的興奮、性的嗜好を感じる事に理解を示してくれる存在は僅かといえるのだ。

 それに僕にはこの真実の前に付き合っていた彼女に、このフェチ嗜好をカミングアウトした途端に嫌悪感を示され、フラれてしまった事実があった…



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