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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
 47 人差し指

 今日一日のゆかりの淫れには何か意味か原因があるはずだ、それはなんだ…

 ジュブ、ジュバ、ジュブ、ジュバ

 「あ、うぅ…」
 彼女の口と唇の感触に亀頭が融けてなくなりそうである、そしてサワサワと玉袋を触ってきている感触もなぜか尻の穴がキュッとなる感じがして堪らない。
 そんなフェラチオの快感の波に思考が流されそうになりながらも、ふと、彼女に感じた違和感を思い浮かべる。
 そして今日一日の思いを積み重ねていくと、おぼろげながらも一つの答えが浮かんできていたのだ。
 
 あのことなのか、いや、そうだろう、そうに違いない、私のせいだ
 黒い彼女のことなのだろう…

 しかし、そんな思いも彼女の口唇の愛撫による快感にさらわれてしまい、ジンジンと疼く射精感が湧き起こってきていた。

 ああ、やばい、イキそうだ
 昨夜も、さっきもやったのに、また出そうだなんて…

 そうなのであった、昨夜もさっきも激しい射精をしていたので、今日は正直もう出ない、いや勃たないんじゃないのか、と思っていたのだが、先ほどのバーでの異常な興奮もあったせいでギンギンに疼き、脈打つ程に勃ち、射精感が迫ってきていたのだ。

 「あぁ、う、うぅ…」
 彼女の口の中で迫る射精感にチンポが震えているのが解る。
 彼女にもそんな射精感が伝わったらしく、しゃぶっている唇と扱いている手の動きが速くなっていく。

 「あ、あっ、ヤバい、出そうだ」
 更に彼女が速くなる。

 「うっ、イッ、イクぞっ」

 ジュバ、ジュバ、ジュバ、ジュバ

 彼女の頭を掴んでいる手に力が入ってしまう。

 「うっ、ううっ…」
  
 私は腰を強ばらせ、彼女の口の中で激しく射精をした。

 あっ、ああ、気持ちいい…

 射精の絶頂感がカラダ全体に染み渡っていく、最高の幸福な痺れ感である。
 
 好きな女に口で愛される、最高な幸せだ…

 ふと彼女を見ると、私を妖しい目で見ていた、その目にまたゾクゾクと感じてしまう。
 そして再び違和感の事が浮かび、

 そうだ、バーでのことを…

 「だけど、さっきの…」

 そう口にした途端に彼女は人差し指一本を私の唇に押し付けてきたのだ。

 それは聞かないで…
 
 彼女の目がそう語りかけていた。

 そうだな、聞くのはやめよう、多分、聞かない方がよいこともあるのだから…



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