この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
胡蝶の夢
第1章 ピアノ
クチュクチュと何度も割れ目をなぞった。
「君の口は悦べないのかい?下の口はこんなに悦んでいるのに…?」
温かい彼女の中に指先を少し埋めた。
ローターの振動が伝わってくる。
中を掻いてすぐに抜くと、指の先から続いて愛液が糸を引いていた。
「こんなに僕の手を汚して、ベトベトにしておいて、上手に啼けないなんて」
ポケットから取り出したローターの遠隔装置を一気に強に入れた。
「調律が必要だね……」
同時にクリトリスを摩り上げた。
上へ、下へ。
執拗に何度も何度も。
「はぁぁぁぁっ……、んんっ…ああぁん」
達したのか、彼女の身体が何度か痙攣した。
陸に上げられた魚のように、跳ね上がっている。
「ん…、んっ……ふぁぁぁっ」
僕の腕の中で暴れている。
「あ~あ、イク時まで勝手だね。軽蔑するよ……。僕はまだ許可を出してないよ?」
.