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胡蝶の夢
第1章  ピアノ 





「僕がいつ勝手にイって良いと言ったかな……?我慢も出来ないの?……この淫乱女!!」



肩を支え抱いていた右腕を引いて、彼女を床へ転がした。



「ごめんなさい…、ごめんなさい…」



語気の強い言葉に驚いてか、怯えた様に謝罪の言葉を口にする彼女。



「ごめんなさい…、ごめんなさい…」



震えた声で何度も謝る。


けれど絶対に許してなんてやらない。



「今日は優しく舌で舐ってやろうと思っていたのに……もう、止めた…。罰は身体に教えてやらなきゃいけないね」



全裸でアソコからダラダラと蜜を滴らせ、這い蹲る彼女はなんて無様だろう。


震えた声で謝罪する姿はなんて哀れだろう。


そんな姿を見て胸が傷んだ僕は………。


もっと泣かせたくなった。


引き裂く様な悲鳴を聞きたくなった。


もっと悲痛に喘ぎ、涙を流す姿を見たいと思った。


だから許してあげない。



「絶対に許してあげない…」






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