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それが運命の恋ならば
第5章 真実の口
禅の手が馨しい薔薇から、その艶やかな凪子の髪に伸ばされる。
…その黒髪に、触れるか触れないかの距離まで近づいた刹那…。

「禅?
どちらにいるの?」
落ち着いた女性の声がした。

二人は弾かれたように素早く離れる。

コンテ・ドゥ・シャンボールのパーゴラの陰から現れたのは、鶯色地に吉祥文様が描かれた品の良い訪問着を身に付けた六十絡みの女性の姿であった。

…そして…
「…母さん…!」
禅が驚いたように、その名を呼んだのだ。
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