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秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会
くちゅ……
彩月の指が、匂いの染みたあさひの性器をいじり出す。
「はぁっ、ぁん……」
女達は、卑しいものでも見る目つきで、ことのなりゆきを見澄ましている。
佳子が賭けたのは賞金だ。
あさひが気を遣る回数を言い当てることの出来た客に、今日集めた会費をまるごと付与する約束をした。ただし正解者がいない場合は、正解から最も遠い予想を立てた順に下位三人が、最近のセックスまたは自慰の体験談を、ここで披露しなければいけない。
「んんっ!あ"ぁ"ぁ"っっ…………あああっっ……」
肉体が遥か彼方へ飛ばされて、どっと力が抜ける感覚。
そこに至るまで、全く時間を要さなかった。
五回、六回、と予想を立てていた女達が、にわかに顔色を変えたのを肌で感じた。
「薬、そんなに盛った覚えないよ?こんなにチョロいと、見せ物にならないじゃん」
「ヒッ……あっ!」
ソファの傍らに膝をついて、あさひの下半身からぬちゃぬちゃと糸を引かせる彩月。あえて彼女がこの位置にいるために、あさひは客達から丸見えだ。
「あっ、はぁ、ァ"ァ"ッ…………っ」
クレバスをなぞっていた彩月の指が、じきに動きの幅を広げた。ガラス細工でも愛でるようにこまやかな愛撫、それが陰核や肛門にも刺戟をもたらす。