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秘匿の闇市〜Midnight〜
第1章 愛玩少女の製造法
腹の奥が焦れったくなる。尿意を催す時に似ているのか、それでいてそれとは格段に違う、切ないような衝動が、渦巻いている。
「ぁァンッ!あんっ……──おばぁちゃっ、あんっ…………あああぁぁっっ……ゃっ、やぁ、そこっ!……アッ、そんなにこすっちゃ……あっああんっ……」
じゅるじゅると這い出す愛液が本来どのような時のためにあるか、保健の授業では聞いている。だが、あさひはこうも気を遣りそうな快楽を──…実際、気を遣ったことは数え知れないまでに知り尽くしていて、まだ処女だ。
祖母の指の腹が執拗に陰核を刺戟して、彼女が爪を立てる度、泣きそうな声が喉を衝く。内股を撫でる手つきも、陰毛にちょっかいをかける指も、縄がなければとっくに逃げていたろうまでの快楽になってあさひを苛む。
「真っ赤に膨れて、腫れ上がっているよ……あさひのクリトリスは、育て甲斐がある……おばあちゃんの小指の先ほどになっている……」
「やだっ……気持ち、良いのぉっ……!ァンッ……、っ、おかしく、あああんっ……おかしくなっちゃ、あああっ…………」
このようにして、あさひは育江にあらゆる快楽を与えられた。
痛みを伴う強制的なものもあれば、自ら尻を突き出して鞭打ちを懇願する術を教えられたこともある。全身にローションを塗って目隠しをして、バイブレーターを性器にあてがうよう指示を受けた時は、育江がカメラを回していた。動画投稿型の出会い系サイトに中継されていたらしく、育江のアカウントには猥雑なコメントが多く付いたが、見込んでいたより収益がなかったという理由から、あさひは全裸で座禅という罰を受けた。