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秘匿の闇市〜Midnight〜
第6章 欠陥していく彼女
着衣したままの呼び水は、彩月の愛撫と、布が肌にこすれる刺戟が、同時にあさひを法悦させる。
彩月があさひの背中に腕を回して、片手でブラジャーの金具を外した。ずれたカップからこぼれ出た乳房の先端が、彼女の指の腹に聳り立つ。
ぞんざいで、こまやかな愛撫。
おりふし痛みを伴うのに、安心する、優しい呼び水。
「ァッ……ああァァッ、……」
「触ってるだけだってば。見てもらってると、そんなに気持ち良いの?相変わらず変態なヤツ」
「違っ、アッ!!」
「あんまり暴れたら、椅子、落ちるよ」
「やァンッ…………ぁっ……ああっ……」
「あさひから、キス、してよ」
「ふっ……んぅ、んっ……」
彩月のうなじに腕を回して、あさひはくちゅくちゅと彼女に従う。
初めは触れるのも怖かった、美しい顔。その唇にあさひから口づけることを許される喜びが、余計に脚と脚の間を濡らす。
「ん、よく出来た。……ぐしょぐしょになってる。あさひ。……もっと、ちゃんと見せて」
「はぁっ、はぁ……」
「落ちないように見てるから、腰浅くして、ここ、開きな」
あさひはエプロンを自分でめくって、内股を広げる。
きっとみっともないほど濡れきっている割れ目が露出するのも構わずに、彩月を見上げる。