この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第6章 欠陥していく彼女
「また赤くなってる。終わったら薬、塗るから」
「ひっぁ……はいっ、ァッ……ぁんっ!」
女達は秋の実りを楽しみながら、豪華な檻を鑑賞している。
彼女らまでには聞こえない程度に声を抑えて、彩月はあさひに耳打ちした。
日頃から酷使されている膣口は、とろとろとしたものが這い出すまで、存外に時間を要さなかった。斜め後方から見るあさひの顔が、何かの弾みに歪むのを除けば、甘やかな声はいっそう媚びた音色を帯びて、ブラカップに指を差し入れると、先端の尖っているのが分かる。
「どうしようもないマゾのあさひちゃんにしては、随分な甘やかされようだけれど……私もあんな風にされてみたいと思ったら、濡れてしまうわ」
「小松原さんのお宅には、どうしてこう美しい家政婦さんばかりが来るのかしら。彩月さんを見る度に、貴女が羨ましくなることよ」
「あさひちゃんの身体も、相変わらずいやらしいったら。全裸で跪かせて、靴の裏まで舐めさせたいわ。あの大きなおっぱい、鬱血するまで縄で縛るの」
「それなら橋川さん、このあとあさひを使います?」
「まぁ小松原さん、商売上手ね」
「タダで結構よ。もうすぐお誕生日のお友達からお金を取るほど、私は守銭奴ではないですから」
女達の優雅な茶話もよそに、あさひの息遣いは荒さを増す。
彩月は彼女の濡れ具合をからかいながら、薄い唇を指になぞって、おとがいを捉えて右を向かせる。とろんとした目を飾る目蓋に口づけて、鼻先にキスして、唇を奪う。