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蝶の標本〜もうひとつのトパーズ〜
第2章 アバンチュール
ふと目を覚ますと、
隣にミケーレが座っていた。
「あら!
ごめんなさい。
私、眠ってたのね?」
「美しいお嬢さんをお待たせしてしまいましたね。
申し訳ない」と言って、
ミケーレは手の甲に口づけを落とした。
ギャラリーにはまだまだお客様が居るようだったけど、
この部屋は防音室のように静かで、
ギャラリーの音は殆ど聴こえなかった。
「脚、大丈夫?」
「えっ?」
「見てたら辛そうだったから、
ここで座って貰うことにしたんだ」
「嫌だわ。
見てたのね?
恥ずかしい。
慣れないヒール靴だったから…」
というと、
ミケーレはソファから降りて跪くと、
私のピンヒールを脱がせて、
脚の指にそっと触れる。
「赤くなってるね?
痛いんじゃない?」
そう言うと、
自分の膝の上に私の足先を載せると、
脚の甲にキスをしてから、
脚の指をそっと口に含んで舐めた。
ゾクリと震えてしまって、
思わず瞳を閉じてしまうと、
ミケーレは丁寧に一本ずつ、
指を舐めていった。
「やめて?」
「どうして?
痛い処、舐めて治してあげるよ」と言うと、
もう片方の脚も同じように靴を脱がせて舐めてくれる。
こんなことをされるのは初めてで、
気持ちが良いのとくすぐったいので、
頭が混乱してしまう。
「思った通りだ。
リカは脚の指先も綺麗で感度が良いね。
身体中、味わいたいな」
そう言うと、
ミケーレは立ち上がってバックヤードの扉に鍵を掛けた。
「ダメ。
ダメなの。
私、結婚してて…」
「別に良いよ?
美しい花を堪能したいだけだから。
リカは嫌なの?
日本女性は、夫としかセックスしないの?
人生を楽しもうよ」
「夫とは…もう半年くらいしてないけど…。
日本女性は結婚したら、
夫以外の男性とはセックスしないものなのよ」
「半年!
信じられない。
こんなに美しい妻が居たら、
毎晩、愛の営みをするだろうに!
可哀想なリカ!」
そう言われてしまうと、
涙が溢れてきてしまった。
ミケーレは私を抱き締めて、背中や髪を撫でてくれて、
涙を唇でそっと受け止めてから、頬や額にキスをして、
「一目惚れしたよ、リカ。
美しい女神。
キスさせて?」と言って、
情熱的なキスをした。
隣にミケーレが座っていた。
「あら!
ごめんなさい。
私、眠ってたのね?」
「美しいお嬢さんをお待たせしてしまいましたね。
申し訳ない」と言って、
ミケーレは手の甲に口づけを落とした。
ギャラリーにはまだまだお客様が居るようだったけど、
この部屋は防音室のように静かで、
ギャラリーの音は殆ど聴こえなかった。
「脚、大丈夫?」
「えっ?」
「見てたら辛そうだったから、
ここで座って貰うことにしたんだ」
「嫌だわ。
見てたのね?
恥ずかしい。
慣れないヒール靴だったから…」
というと、
ミケーレはソファから降りて跪くと、
私のピンヒールを脱がせて、
脚の指にそっと触れる。
「赤くなってるね?
痛いんじゃない?」
そう言うと、
自分の膝の上に私の足先を載せると、
脚の甲にキスをしてから、
脚の指をそっと口に含んで舐めた。
ゾクリと震えてしまって、
思わず瞳を閉じてしまうと、
ミケーレは丁寧に一本ずつ、
指を舐めていった。
「やめて?」
「どうして?
痛い処、舐めて治してあげるよ」と言うと、
もう片方の脚も同じように靴を脱がせて舐めてくれる。
こんなことをされるのは初めてで、
気持ちが良いのとくすぐったいので、
頭が混乱してしまう。
「思った通りだ。
リカは脚の指先も綺麗で感度が良いね。
身体中、味わいたいな」
そう言うと、
ミケーレは立ち上がってバックヤードの扉に鍵を掛けた。
「ダメ。
ダメなの。
私、結婚してて…」
「別に良いよ?
美しい花を堪能したいだけだから。
リカは嫌なの?
日本女性は、夫としかセックスしないの?
人生を楽しもうよ」
「夫とは…もう半年くらいしてないけど…。
日本女性は結婚したら、
夫以外の男性とはセックスしないものなのよ」
「半年!
信じられない。
こんなに美しい妻が居たら、
毎晩、愛の営みをするだろうに!
可哀想なリカ!」
そう言われてしまうと、
涙が溢れてきてしまった。
ミケーレは私を抱き締めて、背中や髪を撫でてくれて、
涙を唇でそっと受け止めてから、頬や額にキスをして、
「一目惚れしたよ、リカ。
美しい女神。
キスさせて?」と言って、
情熱的なキスをした。