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蝶の標本〜もうひとつのトパーズ〜
第2章 アバンチュール
帰宅すると、和仁さんはキッチンでジャックダニエルをロックで飲んでいるようだった。


「ただいま戻りました。
お酒、珍しいですね?」と言って、
バスルームに直行した。

流石にセックスの痕跡があるままで、
ベッドに入る訳にはいかないと思ったから。


シャワーを強めに出して、
中から掻き出すように洗った。

キスマークなんかが付いてないかも、
鏡でチェックしてから、寝室に入った。


和仁さんはまだ、
キッチンに居るみたいだったけど、
私は先に眠ってしまおうと思っていた。


少しして、和仁さんが寝室に入ってきて、
ベッドに横になる。


「梨香子さん、もう寝てるの?」と声を掛けられたので、

「ん…そろそろ寝ようかと…」と答えようとした処で、
突然、キスをされた。


舌を絡ませてくると、
吸われて、苦しくなって、口を開けると、
唾液も絡まって更に濃厚なキスをされる。


「んっ…和仁さん…?」


はぁはぁしながら、
胸を弄って唇を這わせると、
ナイトドレスを脱がそうとする。


「どうしたの?」


「今日の梨香子さん、
凄く綺麗だよ?
それに妖艶な感じがする」


そう言って、両脚の間に頭を入れると、
クリトリスを剥いてふっくらしている花芽を擦りながら舐めた。


「あっ…ああんっ…。
和仁さん、嬉しい。
抱いてくれるの?」


手を伸ばして触ると、
既に勃起していた。

上下に擦ると、

「ああ…ダメだよ。
指でされただけで出ちゃいそうだ」と言う。


「挿れて?
掻き混ぜて?
和仁さんが欲しいの」と言って、
自分で割れ目を開いて迎え入れた。


そして、両脚を和仁さんの腰に絡めるようにして、
自分で腰を振った。


「あっあっ…。
気持ち良いわ。
奥に当たってる。
出して?
ナカに出して?
ああんっ…
イッてしまいそう…」


和仁さんは酔っているからなのか、
久々だったからなのか、
直ぐに射精してしまった。


私は両脚を絡めたまま、
最後の最後まで搾り取るようにナカを収縮された。



「和仁さん、私、幸せだわ?
嬉しい」とキスをすると、
和仁さんも少し恥ずかしそうにキスをして、
「ごめん。
気持ち良すぎてすぐに出ちゃったよ。
愛してるよ」と言ってくれた。
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