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蝶の標本〜もうひとつのトパーズ〜
第5章 距離感
本当に久し振りに、和仁さんとベッドに入った。
和仁さんは繊細で柔らかい花に触るように、
そっと優しく私に触れてはキスを落としていく。
「梨香子さん、綺麗だ。
本当に綺麗だよ」と言いながら、
涙を流している。
「和仁さん?
どうして泣いているの?」
「梨香子さんと一緒に居れて、
幸せだなと思ってるから…」
「本当に?
和仁さん、私のこと、好き?
愛してる?」
「愛してるよ?
心から…。
ちゃんと言葉に出来なくてごめん。
ずっと、愛してたよ。
これからも…」
「ああ…。
嬉しいわ。
和仁さん、挿れて?
奥まで挿れて?」
グイっと突き立てて腰を動かされると、
うっとりした気持ちになる。
私は両脚を和仁さんの腰に絡ませて、
自分でも腰を動かした。
「私…
愛されてたのね?
ずっと…。
ああ…んっ。
そこ、気持ち良いの。
和仁さん、愛してるわ」
その夜、何度も愛し合って、
満ち足りた気持ちで朝を迎えた。
そうだったのね?
私…
とても愛されていたのに、
気づいてなかった。
和仁さんは繊細で柔らかい花に触るように、
そっと優しく私に触れてはキスを落としていく。
「梨香子さん、綺麗だ。
本当に綺麗だよ」と言いながら、
涙を流している。
「和仁さん?
どうして泣いているの?」
「梨香子さんと一緒に居れて、
幸せだなと思ってるから…」
「本当に?
和仁さん、私のこと、好き?
愛してる?」
「愛してるよ?
心から…。
ちゃんと言葉に出来なくてごめん。
ずっと、愛してたよ。
これからも…」
「ああ…。
嬉しいわ。
和仁さん、挿れて?
奥まで挿れて?」
グイっと突き立てて腰を動かされると、
うっとりした気持ちになる。
私は両脚を和仁さんの腰に絡ませて、
自分でも腰を動かした。
「私…
愛されてたのね?
ずっと…。
ああ…んっ。
そこ、気持ち良いの。
和仁さん、愛してるわ」
その夜、何度も愛し合って、
満ち足りた気持ちで朝を迎えた。
そうだったのね?
私…
とても愛されていたのに、
気づいてなかった。