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蝶の標本〜もうひとつのトパーズ〜
第1章 結婚生活
外が明るくなってきた。

彼が私を無意識で引き寄せるようにした。

まだ、モヤモヤした気持ちもあったので、
力を込めて押しのけようとする。

彼は、それで目を覚ました。


「ん?梨香子さん、どうしたの?」


「嫌いなんでしょ?」


「えっ?」


「処女じゃなかったし、
病院の跡継ぎになれるから私と結婚するんでしょ?」


「なんで、そう思うの?」


「だって…
終わった後、キスもしてくれなかったし…」


「ごめん。
昨日は余裕なくて。
僕、そんなに経験あるわけじゃないけど、
梨香子さん、経験ある感じがしたから、
満足させられるかなって不安で、
頑張っちゃったんだよね。
そしたら、電池が切れたみたいにドッと眠たくなった」


「えっ?そうだったの?」


「別に処女とか、どうでも良いよ。
痛がられたらそっちの方が萎えるし。
他のオトコと比べられるのは嫌だけどさ。
それで、気持ち良かったの?」


私は赤面しながら頷いた。


「じゃあ、もう一回、したいな。
それで、終わったらちゃんとキスするから」


そう言うと、改めてキスをした。
耳朶を舐めて甘噛みすると、
首筋にもキスをして、
胸に舌を這わせてくる。


「胸、凄く大きいよね?
弾力もあるし、柔らかいし。
ずっと舐めていたいな」


私は手を伸ばして、
彼のペニスを握って上下に扱く。


「大きくて硬い。
ねえ、後ろから挿れて?
犯すように激しくして?」


「そういうの、好きなんだ?
良いよ。ほら、四つん這いになりなさい」


私は四つん這いになって腰を高く上げる。
彼は両手で私の白いお尻を掴むようにすると、
ブスリと後ろから突き立てて腰を振った。


「ああ…んっ。
気持ち良いの。
ねえ、お尻、ぶって?」


「梨香子は淫乱で悪いコだな?」
と言いながら、お尻を叩く。


「ああ…もっとぶって?」


私は涎を垂らしながらお尻を高く上げて振る。
叩かれる度に、ジュワッとナカから蜜が溢れる。


「清純そうな顔をしてるのに、
被虐的なことが好きなのか。
本当に嫌らしいな」と言われると、
奥が収縮してしまう。

2人、声を上げながら獣のような格好で交わり、果てた。
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