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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第2章 婚約

「こういう奴を使った経験はあるかい?」
有人はそう言うと
ベッドの脇に置かれていたハンドマッサージを
手にして好奇そうな笑みを浮かべた。

スイッチを入れると、
ヘッドの丸い部分がブーンという音を立てて
細やかに振動しはじめた。

「怖いわ…そんな玩具なんか
使ったことがないもの」
美代子は恐ろしい道具を見てしまった事を
後悔するかのように目を背けた。

「玩具じゃないさ、
ちゃんとしたマッサージ器だよ」
一旦、スイッチをOFFにして
怖けりゃ見なきゃいいと
有人は美代子にアイマスクを被せる。

たちまち視界が遮られて
暗黒の世界に放り込まれた美代子…

「怖い!ほんとに怖いからやめて!!」
微かな物音がとてつもない大きな音に感じる。
有人と二人きりのはずなのに
幾人もの男達が部屋に忍び足でやってきて
美代子の裸体を観賞している錯覚に陥る。

有人が立っているであろう方向に
聞き耳を立てていたが、
まったく別の方向から
再び「ブーン」というモーター音が
美代子に近づいてくる。

その音は美代子の耳のそばまでやって来た。
細やかな空気の振動が感じられる。

やがてその音は耳元から遠ざかり
首もとから胸へと…



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