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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第3章 新居探し

婚約してからは慌ただしい日々を過ごした。

何よりも新婚生活を過ごす新居選びには
かなりの時間を割いた。

子供が出来るまでは
新婚向けの賃貸マンションをと
美代子は提案したが、
有人は一家の主になりたいと
一軒家を希望した。

「俺にだって、わずかだが部下がいるんだ
時にはミーティングで
夜遅くまで話し合うこともある
それを考えると部屋数はある程度必要じゃないか」
有人の言うことももっともだけど、
支払いのローンを考えると
そんなに贅沢な希望は考え直して欲しかった。


そんな折、不動産屋から連絡があった。
「いい物件が転がり込んできましたよ」
内覧しませんか?と誘われて向かった先は
奥多摩で二人が働く都心からは
かなりの距離があった。

一通り部屋を見て回った有人は
「決めた、ここにする」と
即決しようとした。

「あなた、ちょっと待ってよ
ここからだと通勤に不便だわ…
それに買い物に行くのも不便だし…」
運転免許のない美代子は不満を口にした。

「住めば都って言うじゃないか
それに賃貸だと人事異動で
地方に飛ばされる確率はグンと高くなる
家を購入したとなれば
会社も考慮してくれるからさ」

何だかうまく言いくるめられて
新居購入の話は美代子の思いとは裏腹に
どんどんと話が進んでいった。


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