この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
虐げられた新妻~秘密の書斎~
第3章 新居探し

結婚式は質素に執り行った。

これからの生活のために
倹約することは良いことだと
両家の両親も快諾してくれた。

美代子としては
友人を沢山招いて
盛大にやりたかったのだが
なにぶんにも新居のリフォームに
かなりの出費をしてしまったのだから
致し方ない部分もあった。

なかでも有人の書斎に搬入した
パソコンなどの機器が高額だった。
美代子自身、そのような機器には疎かったので、
何をどのように使うのさえわかっていなかった。

「これは出世の為の出資なんだからさ
その分、稼いで取り返してやるさ」
格好つけて言ったつもりなのだろうが
セリフの臭さに
美代子は吹き出してしまいそうだった。


妹の愛弓はと言うと
美代子の口利きが功を奏して
同じ会社からの内定を頂いた。

部屋数があるから一緒に住みましょうと
美代子は愛弓を誘ったが
「新婚家庭にお邪魔するほど
野暮じゃありませんから」と
それなりに配慮をしてくれた。

「美代子さんが住んでいたワンルームが空くんでしょ?
私、そこに住んでもいいかな?」
愛弓はそのように提案した。

美代子としても大賛成だった。
家賃が安い割りにセキュリティもしっかりしているし、大家さんとも顔馴染みだったので
敷金、礼金なしでそのまま部屋を使わせてもらえることとなった。


/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ