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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第5章 新婚生活
新婚生活は楽しかった。
特に食事などは我ながら上手く出来た時は
「これ、上手いよ」などと誉めてくれたりすると
なんだか無性にやる気が湧いてきた。
一人暮らしの時は会話をする相手もなく
料理も自画自賛するだけで
虚しかったので、
二人で食事をするって大切よねと
いつもルンルン気分で料理を作った。
ただ一つ悩みの種は
夜の夫婦生活の事だった。
こうして生活を共にするようになってから
夜は彼から誘ってこないのだ。
美代子はセックスが嫌いな方ではなかったし、
いや、むしろ好きと言っても過言ではない。
彼から積極的に誘ってこないだけで
無性にセックスがしたくなった時は
なんだか好き者のようで
はしたないのだけれど
「ねえあなた…私、エッチしたいの」と
布団の中で手をモゾモゾさせて
彼のおちんちんを握った。
「俺、仕事を頑張ってるから疲れているんだぜ」
そう言いながらも、ほんとは溜まっているのか
握られたペニスはすぐさま勃起して
この上なくカチカチになった。
「仕方のない奴だなあ」
そう言って「おいで」と
パジャマを脱いでくれるのだけれど
いつも必ず煌々と灯りを灯した。
「ねえ、眩しいし恥ずかしいから
灯りを消してよ」とお願いすると
眩しけりゃお前が上になるといいと言って
毎回のように騎乗位でのセックスだった。