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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第5章 新婚生活
新婚生活も二ヶ月が過ぎようとしていた。
夫婦生活では相変わらずの騎乗位セックスばかりで
美代子は有人に
覆い被さってくれる日を心待ちにしていた。
「ねえ、たまには正常位で愛してよ」
業を煮やした美代子は有人にねだった。
「そんなことを言ったって
君が眩しいとか言うからじゃないか」
だから私、こういうのを買ったの。
美代子は秘密兵器だと言わんばかりに
購入してきたものを有人に見せた。
「なに?アイマスク?」
チラリと一瞥しただけで
意に関せずという態度を取った。
『じゃあ、それを着用して今夜は頑張るかなあ』
結婚前の交際期間ならば、
きっとそんなことを言って
美代子をウキウキとさせてくれたはずだ。
「実は俺もアイテムを用意していたんだ
なかなかお前に使わせてくれと言う機会がなかったんだけど…」
そう言って書斎と呼んでいる部屋に入った。
書斎から出てきた有人はスポーツバッグを手にしていた。
「まあ、何かしら?」
二人でベッドの上で
エクササイズでもするのかしらと
美代子はバッグの中身に興味を持った。
「俺、一度でいいから、
こういうものを使いたかったんだよ」
有人がバッグから取り出したのは
赤いレザーのブレスレットの様なものだった。
いや、よく見てみると
レザーの着色と同様のロープが
ブレスレットのようなものに装着されていた。