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第6章 不倫する女

少しずつ、少しずつ淫らな気分が盛り上がってゆく。
心から抱いてほしいと思った。
脚を洋介の脚に絡ませる。
それを合図に一組の男女が蛇が体をくねらすように
ベッドの上で体をまさぐりあった。
洋介のボディのフォルムを確かめるように
徘徊していた美代子の手は
やがて男のシンボルが突起している股間を
何度も何度も撫でる。

スラックスを脱がしてくれよ。
そう洋介がリクエストする前に
美代子は洋介の胸に顔を埋めながら
器用にベルトを外し始めた。
「あなたのが…見たいわ…」
「いいよ。僕もあなたを見たい」
互いに「あ・うん」の呼吸で６９の形をとり
股間の香りを楽しんだ。

やがて美代子は男のズボンのファスナーを
下ろし始め
洋介も美代子のスカートを捲りあげて
薄いピンク色のフルバックのショーツを露出させた
美代子が男のシンボルを引っ張り出すのと
洋介が美代子のショーツを
下ろすタイミングまで同じように動いた。
ベッドの上でお互いの体がシンクロしていた。
次に何をすべきかを互いに理解しあっているかのように、美代子はペニスを口に含み
洋介は美代子のプッシーに吸い付いた。

ホテルの室内にはぺちょぺちょ、くちゅくちゅ、
ちゅばちゅばと互いの性器を舐めあう音が響いていた。