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ストーカー生徒と万引き先生 〜保健室の憧れの先生〜
第4章 新しい発見
そろそろ終業時刻までカウントダウンが始まる頃、ドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します」
「どうぞ」
ちょっと緊張している声に聞こえた。
でも普段保健室に来ることがない子が緊張気味になるのは普通のことだった。
実際この子は初めて見る子…いや…見たことあるような…制服には2年生を表すピンバッジがついている。
「えぇ〜っと確か君は2年生の…」
「はい、2年5組の熊野です」
あっ!!思い出した!!
この子、いつも校庭から私のことを見ている子じゃん!!
いつも校庭からそっと見てるだけなのに、いきなり保健室来るなんて勇気ある男子だ!!
「熊野くん、どうしたの??どこか具合が悪いの??」
「あの…あの…実は…その…」
「どうしたの??」
それにしても緊張気味を遥かに通り越してド緊張してる…どうした??どうした??
「あの…実は…何かの間違いだと思うんですが…この動画を見てもらえませんか??」
「動画??何の動画??」
熊野くんのスマホを覗いてみると昨日の文房具屋さんでかわいいクマのチャーム付きボールペンを見ている動画だった。
これがどうしたんだろう??
えっ??えっ??えぇ〜〜〜!!
この角度から見たら完全に万引きじゃん!!
しかも出口の方に向かっていく所で動画終わって、レジに向かうところ映ってない!!
えぇ〜!!
「えっ??えっ??どうしてこれを??」
「昨日、ショッピングセンターの文房具店でたまたま先生を見かけ…」
どうしよう…でもこの子、この動画で強請るような子には見えないし…
それにこれを否定するのは難しいし…
話が膨らんだり、強請られたりした時のために昨日のレシートは永久保存版にしよう。
そして、とりあえずここは無理に否定せずに謝ろう。
そしてこの子の出方を伺おう!!
「ごめんなさい、本当にごめんなさい。何でもするから黙っててほしい。本当にごめんなさい。何でもしますから…」
さすがに何でもしますは言いすぎたかな??
まっ、いっか。
「失礼します」
「どうぞ」
ちょっと緊張している声に聞こえた。
でも普段保健室に来ることがない子が緊張気味になるのは普通のことだった。
実際この子は初めて見る子…いや…見たことあるような…制服には2年生を表すピンバッジがついている。
「えぇ〜っと確か君は2年生の…」
「はい、2年5組の熊野です」
あっ!!思い出した!!
この子、いつも校庭から私のことを見ている子じゃん!!
いつも校庭からそっと見てるだけなのに、いきなり保健室来るなんて勇気ある男子だ!!
「熊野くん、どうしたの??どこか具合が悪いの??」
「あの…あの…実は…その…」
「どうしたの??」
それにしても緊張気味を遥かに通り越してド緊張してる…どうした??どうした??
「あの…実は…何かの間違いだと思うんですが…この動画を見てもらえませんか??」
「動画??何の動画??」
熊野くんのスマホを覗いてみると昨日の文房具屋さんでかわいいクマのチャーム付きボールペンを見ている動画だった。
これがどうしたんだろう??
えっ??えっ??えぇ〜〜〜!!
この角度から見たら完全に万引きじゃん!!
しかも出口の方に向かっていく所で動画終わって、レジに向かうところ映ってない!!
えぇ〜!!
「えっ??えっ??どうしてこれを??」
「昨日、ショッピングセンターの文房具店でたまたま先生を見かけ…」
どうしよう…でもこの子、この動画で強請るような子には見えないし…
それにこれを否定するのは難しいし…
話が膨らんだり、強請られたりした時のために昨日のレシートは永久保存版にしよう。
そして、とりあえずここは無理に否定せずに謝ろう。
そしてこの子の出方を伺おう!!
「ごめんなさい、本当にごめんなさい。何でもするから黙っててほしい。本当にごめんなさい。何でもしますから…」
さすがに何でもしますは言いすぎたかな??
まっ、いっか。