この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の好きな、最低の場所
第1章 私の好きな、最低の場所
男の精液が、私の口を伝って、床に垂れている。

「お前本当汚い便器だな。また今度使ってやるよ。」

男はそう言うと、ズボンをあげて、立ち去った。

自分の体は、自分のよだれや吐き出したもの、男の尿や精液でぐちゃぐちゃに汚れ、ひどい匂いだった。

私は、自分の惨めさに、嗚咽が止まらなかった。


「おい、あそこの公衆便所の噂知ってるか?」
若い男が、歩きながら話をしていた。

「知らない。なに?」
「あそこに時々いるらしいんだよ。便器女。」
「便器女?」
「そう。裸で公衆便所に座ってて、来る男のしゃぶったり、やらせたり、小便飲んだりするらしいぜ。」

聞いていた男は怪訝そうな顔をした。
「本当かよ、それ。」
「本当だって。嘘だと思うなら探してみるか?そいつ。」


私はあれから、あの日のことを忘れようとしても忘れられなかった。

あの日に味わった惨めさ。男のペニスや、尿や精液の味。

私の体に刻まれて、消えなかった。

ふとした時に蘇る。
そんなとき、私はたまらなく興奮して、いつも自慰をした。

それでも収まらない欲求。

私は、自分が便器になることを心の奥で欲していた。

私は今日も、裸で、公衆便所の便器の一つになっている。

やがて来る男を待ちながら。
/8ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ