この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大魔女の遺言~子作りしないと出られない部屋に閉じ込められて~
第6章 初夜①
 ひとしきり口付けを堪能したレイは顔を離すと、乱れた呼吸を整えながらサラサを見下ろした。
 どこか興奮した様子で、青い瞳を見開いている。

「……すっげぇ嬉しい。サラサの初めてのキスが……いや、これから先の全てのキスが俺だけのものだって考えたら、滅茶苦茶ドキドキする」

「ば、馬鹿っ! よくも、そ、そんな恥ずかしいこと、平気な顔して言えるわね⁉」

「恥ずかしい? 別に本当のことだろ?」

「そ、そうだけど……だ、だって……今まで男の人と付き合った経験がないから……そんな言葉、かけられたことないし……」

 異性との付き合いを避けていた彼女に、甘い言葉に対する免疫がないのは仕方ない。

 ふふっと笑い声がレイから洩れると、焦点が合わなくなりそうなほど顔が近づいた。意地悪く口角を持ち上げながら、シーツに広がる見事な赤い髪に指を巻きつける。

「なら、これからは俺が山ほど言ってやるよ。だから、お前の恥じらい顔を、俺以外の男には絶対見せるなよ」

 サラサの顔全体が真っ赤になった。身体中の血液が沸騰しているかのような熱が脳内にのぼり、照れ隠しの反論が浮かばない。
/89ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ