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大魔女の遺言~子作りしないと出られない部屋に閉じ込められて~
第13章 初夜⑧
 彼からかけられた意地悪な言葉全てが正しいことなど、自分が一番分かっている。

 否定しようにも肯定しようにも、ずんっと深く穿たれ、痛くて堪らなかった身体が快楽に追い上げられていく。奥の壁が打たれるたびに、潤んだ瞳が蕩けていく。

 感じ始めているサラサの様子に気づいたのだろう。レイの動きに容赦が無くなってきた。

 ギリギリまで自身を抜き思いっきり奥へと突き立てると、重い振動が下腹部を揺らした。そのたびに逃れられない快楽が思考を奪い、吐精を促すように肉襞が熱い滾りを包み込む。

 奥の壁を攻められるたびに、女の悦びで身体が沸き立った。彼を求める熱が、子宮をジンジンと痺れさせる。

「サラサっ……サラ、サ……」

 うわ言のように名を呼びながら、汗ばんだサラサの身体を抱きしめた。抱きしめながら、腰使いを速くし、容赦なく自身の滾りで彼女を貫き続ける。

 休みなく奥を突かれ、振動に合わせてサラサの泣きそうな甲高い嬌声が響く。彼の背中に腕を回すと、振り落とされないように強くしがみ付いた。

 レイの激しい息遣いと艶声の中に、興奮に満ちた囁きが聞こえた。

「……これでお前は……俺のものだっ」
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