この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大魔女の遺言~子作りしないと出られない部屋に閉じ込められて~
第13章 初夜⑧
 壊そうとするかのように、ナカの奥の壁を叩きつけたかと思うと、彼の動きが止まった。
 次の瞬間、熱くドロッとした感覚がナカを満たす。

「ん、ああぁっ……レ……イ……」

 ナカを貫いたままの熱杭が何度も痙攣し、そのたびに強く奥へと押し込められる。まるで、最奥に一滴残らず注ぎ込もうとするかのように。

 そして全てを欲を吐ききった時、緊張で硬くなっていた彼の身体が一気に脱力した。

 じわっとナカが白く色付けられる感覚を、どこか夢見心地で味わうサラサ。頭の中がフワフワとして、何も考えられない。
 先ほどまでの激しさが、まるで白昼夢だったかのようだ。

 しかしナカを満たす熱、痛む蜜穴、そして部屋の静寂を乱す互いの激しい息遣いが、現実だと伝えてくる。

 身も心も、レイのものになったことを。

 今まで散々あられもない姿を晒したというのに、急に心が恥ずかしさで一杯になった。少しだけ身体を動かすと、結合部の隙間から精と愛液が混じり合った体液が、内腿を伝ってベッドのシーツを汚す。

 次の瞬間、カチャンと鍵が開く音が聞こえた気がした。

(もしかして、扉にかけられていた魔法が解けた?)
/89ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ