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どスケベセックスのやりかた
第4章 ドスケベ鏡2人映り
古い世代の人の教えに、次のようなものがある。
「鏡には、2人で映ってはいけない」
なぜなのか?理由を尋ねても、「いけないから、いけないんだ」と言うばかり。

ある推理小説に、渦中の人物(女遊びが激しかった)が作らせた総鏡張りの秘密部屋を探偵が見て「おぞましい」と発言するシーンがある。
なぜ、おぞましいのか?作中では、その理由が語られない。

この2つのことから、分かることがある。鏡に男女が裸で映ったら、それはドスケベなことだと。

俺は、彩奈に言った。
「半年ほど前に通販で大きな鏡を買ったんだろ?ここに運んできてくれ」
それは彩奈が空手の練習用に買ったもの。彩奈は格闘技に興味があり、部活の柔道のほかに空手教室にも通っていた。
彩奈は俺の言葉でドスケベな気持ちが少し和らいだようで、全裸で立ち上がると廊下に出ていった。
やがて彩奈がキャスター付きの縦2メートル、横2メートルの大きな鏡を室内に運んできた。

「彩奈、この鏡に、俺と彩奈の2人で映ろう」
彩奈が、えっ?というような表情をした。親からたぶん
「鏡に2人で映ってはいけない」
と言われているだろうことは想像できた。
しかし好意を持つ男子から促されると彩奈は、渋々もうなずいた。

大きな鏡の前に、俺と彩奈は、すっ裸で並んでたたずんだ。
『うああああ…。めちゃくちゃスケベな映り込みだ…。これは、そそるなあー』
と思い、傍らの彩奈を見た。
彩奈は言葉を失い、口をあんぐりポカーンと開いて、何ともスケベな顔を復活させていた。
「彩奈、気に入ったかい?このプレイ」
彩奈の口からスケベよだれがあふれ、ポタポタと床に落ちた。彩奈の太ももにも、股間からあふれたスケベ汁が伝わっていた。
「こ、これも、ドスケベプレイ?」
「うん、そうだよ」

プレイといっても、ただ2人で鏡に映っているだけだ。
ただ鏡に映った姿を見ることで、自分たちが置かれたシチュエーションへの客観視が生じる。
この客観視が、どスケベな性欲の発現に大いに貢献する。
大きな鏡には、俺の天井に向けて突っ立っている極太チンポおよび全裸と、彩奈のバカでかいぶるんぶるん乳房とぶよぶよのぶっといスケベな全裸の裸身が、並んで映っている。
「サ、サ、サトル……。こ、こ、これ、め、め、めちゃくちゃドスケベ~~~~ッ!!!」
彩奈の口からスケベよだれが、ぶーっと噴き出した。
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