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狂愛の巣窟
第5章 【隣人に魅せられて…】
「それこそ有り得ないでしょ?私と一颯くんが並んで歩いてたらやっぱり親子か年の離れた姉弟かに思うよ」
「ダメ、夫婦になりきる」
「私が恥ずかしいよ……がっつり年下好きの女に見られちゃうじゃない」
「俺は自慢するよ、十和子さんが奥さんなら」
「え、それはそれは……ありがとう」
困るな……私には眩しいくらいストレートな発言。
もう慣れてはいるけれどドキッとさせられる。
「照れてるの可愛い」
裸で抱きつかないで。
ちょっと朝から元気過ぎる。
パラッと巻いてたバスタオルが脚元に落ちて。
「ちょっと…見えちゃう……って履いてるじゃない!」
「あ、エヘヘ、バレちゃった」
そしてもう勃起してるのがわかる。
ダメよ、今まだ庭先にお隣さん居るかも知れないから。
カーテン閉めてるだけだからね。
「朝ご飯出来てるよ」
「うん」
バスタオルを拾ってもう一度タオルドライしてあげる。
気持ち良さそうに拭かれてる一颯くんは犬みたい。
「珈琲淹れるね」
「うーん、その前に」
「え?きゃっ!」
急にお姫様抱っこされて颯爽と階段を駆け上がっていくのです。
「エッチ、エッチ、エッチしたい」
「ちょっと声……ていうか何?その掛け声みたいなの」と思わず笑ってしまった。
やっとオモチャを与えてもらった子供のよう。
そうね、私はキミにとって玩具なのかも。
自分の部屋に入ってベットに降ろされた。
「一颯くんの部屋で?」
「うん、だって十和子さんの匂い残って欲しいから……いっぱいイかせて潮吹いてシミにしてよ……抱けない時はそれ見てひとりでするから」
「バカね、シミになったら洗うわよ」
「ダメ……十和子さんの匂い消えちゃう」
「だったらまた上書きしたら良いんでしょ?」
「平気でそんな顔するんだね?ヤバいな……もう一日中抱いていたい」
「一颯くんこそ……そんな雄の顔……私だけにしてよね」
「ごめん、挿れたい…っ」