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狂愛の巣窟
第7章 【再燃するココロとカラダ…】
昔落とし損ねた男に再び欲情してるだけ。
火遊びしようとしてるんだよ?
刺激が欲しくて。
疼きを止めたくて。
バカな女に引っ掛かろうとしてるとこなんだよ?
首から引き寄せて唇を重ねた。
「バーカ、度胸ないならやめときな?」
「やめない……十和ちゃんが好きなのは一生消せない…!」
「あぁっ……良いの?知らないからっ……あぁん…っ」
急に激しいピストンし出して身体が仰け反る。
引き締まった身体に手をついて目だけで煽るの。
感じてるよ……早く演技しないで済むようにして。
「はぁんっ……はぁんっ……そう、もっと来て…っ」
来そう……来るよ。
快楽の渦に呑み込まれて絶頂の準備に入る。
そのまま……そこだけ突いてて。
「十和ちゃんっ……出そう」
「まだダメ……イキそうなの、イかせて」
ピストン止めないで。
シーツを握り締める手に被さる手。
辛そう……耐えて。
先にイかないで。
「ハァハァ……克っちゃん、好きよ」
「十和ちゃん…っ」
「あぁっ……はぁんっ…イクっ」
顎の下まで汗の雫。
一生懸命なセックス、まだ健在だったね。
痙攣して締め付けて克っちゃんもイった。
「あぁ、出るっ……出るよっ…十和ちゃん…っ」
奥まで突き上げ勢いよく抜いた肉棒はお腹へ向かって大量に射精した。
シコって最後まで出したら。
「克っちゃん来て……綺麗にしてあげる」
素直に従う身体は仰け反りながらお掃除フェラに悶えてる。
トロンとした目で見上げるとまだしたそうな顔。
ティッシュで拭いて服を整えたら余韻のキスも与えないうちに。
携帯を取り出しメッセージを送る。
宛先は勿論、享さんだ。
心配しないように女子メンバーだけで撮った写真を乗っけて(おやすみなさい)と送る。
当然面白くないキミは不貞腐れながら私を後ろから抱き締める。
メッセージの内容もわざと見せつけるように打ってる。
普段からハートつけたりするから怪しまれないようにいつも通りの素振りで。
すぐに(楽しんでね、おやすみ)と返ってきた。
女子の友達でちょうど旦那さんが出張してる子が居るからその子の家に泊めてもらうって言ってあるの。
勿論嘘だけど。