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狂愛の巣窟
第9章 【狂愛の巣窟ー最終章Ⅰー】





「2人きりの時は俺もこれから十和子って呼んでいい?」




なんて可愛い質問。
乱れた服を直しニッコリ笑う。




「一颯くんに名前呼ばれたらその度に疼いちゃいそう…」




「その分俺が十和子を抱くよ」




「もう早速使ってる……アハハ、可愛い」




「ちょっと慣れないけど、そのうちグッとこさせるから」




腰に手を回し事後のイチャラブ。
チュッと軽いキス。
「物足りないよ」と言われスイッチ入った顔にまた勃たせてしまう私は救いようのない悪女だなって思う。




「あっ…あっ……ダメっ、一颯くん遅れちゃうよ!?」




「止めれる…訳ないだろ…っ」




「ハァハァ……ダメっ……またイっちゃうからぁ…!」




再びソファーの上で覆い被さるようにバックでピストンされてる。
ついた手に手を重ねてきて何度も「十和子」って呼んで固くしてるの。




「そんなっ……壊れちゃうよ…っ」




絡ませてくる指ももう握り返せない。
連続でポルチオイキ、勢いで出てしまった潮は一颯くんの半分下ろしていたスウェットを汚してしまっていた。




ぐったりする私にそのまま寝バックで打ち付ける。




「煽る十和子がいけないんだよ?」




「ハァハァ……もう無理…」




「もうダメなの?俺まだ出てないよ?」




「オマンコ壊れちゃう…」




「だったら壊すよ、親父と出来なくなるくらい」




「イキ過ぎておかしくなるってばぁ…っ」




「おかしくなってよ、俺以外出来なくなるくらい壊れて、俺の帰り待っててよ…っ」




「あぁっ…!イクっ……!!」




こんな朝がほとんどでした。
彼の愛情はストレート故に少し異常なほどです。
父親に負けたくない気持ちが常にあって、私を抱いている時はこの上ない優越感なのでしょう。
勝った瞬間なのですから。




「たくさん出たね」と残り精子も綺麗に舐め取る。
鎖骨から胸に飛ばされた精液を拭き取っていると肩に頭を乗せてくる。
どうしたの?と聞く前にこの頃、真面目な顔をしてこう言うの。




「全部俺に頂戴……十和子の全部」










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