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狂愛の巣窟
第2章 【主人の会社の方と…】
枕に顔を埋めて声を抑える。
ピストンされながら覆い被さってきました。
耳元で荒い息がこう伝えます。
「無理、我慢出来ない……このまま果てるから少しだけ我慢して…っ」
時折こうして荒々しく性欲をぶつけられるのも好きです。
どれだけ私の中に挿れたら気が済むのでしょうね。
ただただ射精するまで男の下で耐え忍ぶ。
息継ぎする間もなく犯されている事に絶頂するのです。
抜いた後もお尻に垂れ落ちるほど射精していました。
膣の中からもポタポタとシミが出来てしまいます。
事後の処理は享さんに任せてしまうほど絆されていました。
隣に寝た後も悶々として私からキスを強請ります。
「凄く良かった……おやすみなさい」
そう呟いて享さんの腕の中で眠りに落ちていく。
翌日の朝。
いつも通りに享さんを見送ってその次は長女のお見送り。
長男の一颯くんもその後すぐに出て行くようです。
一限目から授業が入っているようで2人きりだけど行かなきゃならないのが悔しそう。
「お昼には帰って来るんでしょ?」
「今日は講義が立て続けにあって帰りは4時くらいかな……あ〜チクショウ、講義取るんじゃなかった」
「そっか、勉強頑張ってね?」
そっと抱き寄せたつもりでも火傷した側の腕を掴まれるとちょっと痛い。
袖を捲られ大きな絆創膏を見られた。
昨日帰って来てから軽く言ってたけどまさか見られるとは思ってなかったから思わず後ろに引いて隠しちゃう。
「思ったより酷いの?」
「ううん、享さんが大袈裟に貼っちゃっただけ……大丈夫よ、普通にしてたら何てことないしすぐ治ると思うから」
「俺がその場に居たらそんな怪我させなかったのに」
「んふふ、あの場に居たら一颯くん取り乱して私との事周りにバレちゃうんじゃないかなぁ?享さんも居るのに」
「ちゃんと守るよ、親父より先に」
「ありがとう」
「何か、ムカつく」
「え?怒っちゃった?ごめん」
もう靴履いてるのに乗り上げて私を壁に押し倒す。
でもこうなるのわかってるから両手を首に回すのよ。
ほんの数分だけ、同じように熱くなってあげる。