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欲しいのは愛だけ
第12章 手にしたもの
「家を出る時にね、
これ、パパから渡されたんだけど?」
車に乗ってから航平さんに薬袋を渡すと、
中を見て、
「ああ…」と顎を掻いた。
「なあに?」
「ホテルに着いたら教えてあげるよ?
初めて会ったインターコンチにしようかなとも思ったけど、
もっとロマンチックな処にしたよ?」と言って、
行き先を告げずに車を走らせて、
葉山の小ぢんまりしたホテルに連れて行ってくれた。
「箱根とか伊豆にしようかとも思ったけど、
往復時間分も惜しいからね?」と笑う。
オーシャンビューの部屋ながら、
既に晩秋から初冬へと移ろう季節なので、
とても静かだった。
クリスマスが更に近づくと、
また賑わうのかもしれない。
穏やかな波音を聴きながら何度もキスを交わす。
腕を航平さんの首に巻き付けて背伸びしてキスをしてると、
「疲れちゃうだろう」と言って抱き上げると、
ベッドに運んでそっと下ろしてくれて、
更に深いキスをする。
「あ。
さっきの袋はね。
膣の中のpHを整えるゼリーだと思うよ」
「えっ?」
「子作りしたいから、子供達を預かってくださいってお義母さんに言った時に、
男の子がもう1人欲しくてってつい口にしたから、
多分お義父さんが気を利かせてくれたんだと思うよ」
「子作りって…」
「メイ、紅くなってる。
本当にいつまでも可愛いな。
ゼリー使うと、ナカのpH値を任意の方に傾けさせることが出来るんだって。
でもさ、なんか雰囲気ぶち壊しだし、
メイが死ぬほど感じてくれたら、
それで良い感じのpHに傾くらしいからさ。
無理して薬品みたいなのは使わないで、
あとは神様に任せない?
絶対に男の子じゃないと、まだ不安?」
「不安はあるけど…
航平さんと一緒なら、
何でも乗り越えられると思うから、
大丈夫」
「よし。
じゃあ、あとは、
死ぬほど感じて気持ち良くなって貰おうかな?」
そう言うと、
航平さんはバスルームに行って戻ってきた。
「取り敢えず、お湯、張っておこうかなと思って」と言うと、
「まずは…どうやってメイを悦ばせようかな?」と笑って、
「ストッキングとショーツ、脱いで?」と耳元で囁いた。
これ、パパから渡されたんだけど?」
車に乗ってから航平さんに薬袋を渡すと、
中を見て、
「ああ…」と顎を掻いた。
「なあに?」
「ホテルに着いたら教えてあげるよ?
初めて会ったインターコンチにしようかなとも思ったけど、
もっとロマンチックな処にしたよ?」と言って、
行き先を告げずに車を走らせて、
葉山の小ぢんまりしたホテルに連れて行ってくれた。
「箱根とか伊豆にしようかとも思ったけど、
往復時間分も惜しいからね?」と笑う。
オーシャンビューの部屋ながら、
既に晩秋から初冬へと移ろう季節なので、
とても静かだった。
クリスマスが更に近づくと、
また賑わうのかもしれない。
穏やかな波音を聴きながら何度もキスを交わす。
腕を航平さんの首に巻き付けて背伸びしてキスをしてると、
「疲れちゃうだろう」と言って抱き上げると、
ベッドに運んでそっと下ろしてくれて、
更に深いキスをする。
「あ。
さっきの袋はね。
膣の中のpHを整えるゼリーだと思うよ」
「えっ?」
「子作りしたいから、子供達を預かってくださいってお義母さんに言った時に、
男の子がもう1人欲しくてってつい口にしたから、
多分お義父さんが気を利かせてくれたんだと思うよ」
「子作りって…」
「メイ、紅くなってる。
本当にいつまでも可愛いな。
ゼリー使うと、ナカのpH値を任意の方に傾けさせることが出来るんだって。
でもさ、なんか雰囲気ぶち壊しだし、
メイが死ぬほど感じてくれたら、
それで良い感じのpHに傾くらしいからさ。
無理して薬品みたいなのは使わないで、
あとは神様に任せない?
絶対に男の子じゃないと、まだ不安?」
「不安はあるけど…
航平さんと一緒なら、
何でも乗り越えられると思うから、
大丈夫」
「よし。
じゃあ、あとは、
死ぬほど感じて気持ち良くなって貰おうかな?」
そう言うと、
航平さんはバスルームに行って戻ってきた。
「取り敢えず、お湯、張っておこうかなと思って」と言うと、
「まずは…どうやってメイを悦ばせようかな?」と笑って、
「ストッキングとショーツ、脱いで?」と耳元で囁いた。