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欲しいのは愛だけ
第14章 手に入れた愛
いつものように航平さんと2人で入浴をしてからベッドに入った。


腕枕をして貰って暫くぼんやりしていると、
「メイ、どうした?」と髪を撫でて頬にキスをされる。

「藤堂先生が亡くなったことも驚いたけど、
社長とよりを戻してたことにビックリしちゃった」

「あの後、社長と2人で飲みに行った時、
話をしたよ。
メイが社長のやってたことを嫌悪していたこともね?」と静かに話し始めた。


「あの2人は、外からは判らなくても愛し合ってたみたいだよ?
子種がないことで引け目を感じていた社長と、
そんなことは仕方ないから2人で仲良くしたいけど冷たく見えて上手く言えなかった藤堂さん。
お互いにそれを伝えられないまま、
社長は浮気してたんだとさ。
ビデオや写真に残して、
それを見られてヤキモチ妬かせて、
自分の処に来てもらいたくてって。
そんなの、判る訳ないのにな。
ちなみに、他のオンナには勃たなかったらしくてさ、
ヤッてるみたいに見えるヤツだけ厳選してファイルしてたんだって」

「えっ?」

「戻って土下座して、『馬鹿ね?』って言われたら、
カチンカチンになって、
久し振りに出来たって。
藤堂先生も貞操守ってたらしくて、
まるでバージンみたいに可愛かったよって泣いてた。
浮気する前は、萎縮しちゃって出来なかったけど、
その後は若い時みたいに仲良く出来たってさ」

「そうだったの…」

「あんな判りにくいんじゃ、
愛情、伝わらないよ。
態度でも言葉でも、何度も何度も伝えないとね?」

そう言うと航平さんは上に乗って額と両頬にキスしてから、
「メイ、愛してる」と、唇にキスをした。


「ん…あぁ…」

舌を絡め合い、唾液を啜るようにされて声が出てしまう。

「メイも言って?」

酸欠になりそうになりながら、
「航平さん、愛してます。
あっ…あんっ…ダメっ…そこ…」

「ダメじゃなくて、イイでしょ?
もっと…かな?」
と耳元で囁きながら胸をグニグニと揉むと、
先端を舌で転がしてから口に含んで舐め回す。


私は下半身を捩るようにして航平さんに擦り付けると、
「して…?」と耳朶を舐めながら囁いた。


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