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欲しいのは愛だけ
第3章 初めてのデート
「ロープで縛らなくて良いの?」

「だって、昨日、キスもしないし、襲わないって言ってたでしょ?」

「男の言うことなんて、信じちゃダメだよ」

「私、合気道の達人だから、大丈夫です」

「えっ?そうなの?」

「嘘です」と言うと、
2人で声を立てて笑ってしまった。


「どうして別居、してるんですか?」

「浮気、したんだよ。
俺が…」

「えっ?」

「子供産まれてから、
全然セックスしてくれなくなってさ。
いくら誘ってもダメ。
キスも嫌がるようになった。
で…
判るかな?
判るよね?
男って、溜まるじゃん?
それで、スナックのママと寝たんだよ。
あっちは旦那も居て、
俺のこと、お金を持った若造って思ってて、
まあ、客商売の延長みたいなもんだったんじゃないかな?
ある意味、こっちが喰われたみたいなもんで、
一回だけだよ?
それがバレて、
もう大変。
家を追い出されて、
だったら離婚すれば良いのに、
子供のお受験終わるまでは離婚しないからって言われた。
浮気した俺が100%悪いんだけど、
汚いものを見るような目で見られて、
娘まで俺のこと、
そういう目で見る。
もう終わったなって。
離婚届に署名捺印して渡してあるけど、
最初はそれでも歩み寄れるならっていう気持ちもあった。
そしたら、この前、
俺のことを相談してたヤツと再婚したいから、
離婚届出すって言われた。
親権は渡さないだとさ」


私は混乱して、震えてしまう。

この人も、
浮気したんだ。

男の人って…
どうして、浮気するの?

あれ?
なんか、涙が出てる。


やだ。
浮気男のくせに、
私のこと、抱き締めないで?


私は泣きながら、
航平さんの胸を拳でボコボコと殴った。
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