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欲しいのは愛だけ
第1章 港ごとにオンナって…
愛人さんの特徴は全て同じで、
人妻で、胸が驚くほど大きくて、
目鼻立ちがハッキリしていることだった。


人妻なら、自分に離婚を迫ったりすることもないし、
都合が悪くなったり飽きたりしたら、
夫や子供のことを持ち出して、
比較的すんなり別れられるだろうと、
口にするのを聞いたことがあった。


胸については、
人工的にすら感じるほどで、
露出した服を好んで着るようにさせているようだった。


そして、愛人さん達とは仕事での繋がりもあった。


殆どがうちの会社絡みで、
ジャンルは違えど、
セミナー講師をしたり、
出版したり、
展示会をしたり、
メディアに露出したりだった。


うちの社長は顔も広くて、
人当たりも良く、
押しが強く、
そういう意味で彼女達にはメリットがあった。


セックスが強いかどうかまでは、
さすがに秘書の私でも知らなかったけど、
彼女達はメリットもあるから、
社長と愛人関係になっていることは理解していた。


口が悪い経理の女性社員は、
「社長、勃たなそうじゃない?
散々舐めて貰ったり、
大きいおっぱいに挟んで貰って悦んでるだけだったりしてね?」と笑ってた。


私はそういう話はスルーして、
相槌を打つこともしない。

っていうか、想像するだけで、
気持ち悪いと思った。



社長は冷淡なところもあって、
愛人でなくなった女性には、
手の平を返したように急速に興味がなくなり、
仕事でも登用することもなくなり、
華やかに目立つ世界からは消えていった。


揉めてしまった愛人さんも過去に居たらしくて、
そういう人を今の副社長と専務に押し付けたという噂も聞いたりした。

私が入社する前の話だから、
真偽の程は不明だった。


そして、今日、お守りを押し付けた営業課長にも、

「別に寝ても良いぞ。
でも、寝るなら報告な。
なんなら、動画で観せてよ?」と、
ゾッとするようなことを言っていたのも聞いた。



いずれにしても、
うちの社長は本当に最低な男だと思った。
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