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濡れて堕ちて……
第2章 慟哭
せっかくの休日なのに

これでもかってぐらいにいろいろ起こり過ぎじゃない?

何の罰よ。



でも、今更ジタバタしたって仕方ない。
先生の言うとおり安静にしてよう。



「あ、そう言えば。あなたが倒れた時、付き添って救急車を呼んでくれた方が廊下で待ってらっしゃいますが?」




え?

救急車を呼んでくれた人?


そうだ、誰かに抱きかかえられて
ずっと呼びかけてもらってたんだっけ?

救急車を呼ぶからって声も聞こえた。

微かに覚えてる。



「あ、あの…その人、呼んで来て貰えませんか?一言お礼を…」



医者は廊下に出て行った。

その人を呼びに行ったのだろう。


大袈裟かも知れないけど、一応命の恩人だ。


確か、私が倒れた場所付近にコンビニがあったし
コンビニの店員さんかな?

それとも、誰かが車から降りて来てくれたのかな?





男の人の声だったような気がする。







「あ、どうぞ…」

医者に通され私の目の前に現れた命の恩人。


「あの、この度はお世話に──────」

















外ニナンテ、出ナキャヨカッタ。











その人の姿を見た瞬間、息が詰まった。
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